編集長のつぶやき

下町散策のススメ。

先日実家に帰ると、街のアチコチでこのポスターを見かけた。6月の第1週末は物心ついた頃から祭りで、変わらぬポスターに思わず胸がときめいた。 初めて天王祭に参加して山車を引いた日は、覚えちゃいないくらい小さな頃で、うっすらと

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昭和40年男にしっくりとくる谷根千歩き。

東京下町の谷中、根津、千駄木をくくって谷根千(やねせん)とはうまく命名したものだ。僕の育った荒川区からは近いエリアで、高校時代よりバイトしていた上野も隣町だったからなじみ深い。が、天の邪鬼のバカたれの僕だから、昨今のあま

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頑張れ、昭和の立ち食いそば屋。

中学時代に初めてその文化にふれた。都電三ノ輪駅にほど近い立ち食いそば屋によってそのうまさを知った。濃〜い味付けは衝撃的で、安さ(中坊の財布には軽くはなかったが)にも助けられ虜になり、以来立ち食いそばを30年以上に渡り愛し

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魚屋さんより呼び起こされた昭和の記憶。

「スーパーの刺し身はなんだか気持ちが悪いわよね」とはお袋の口癖だった。ラップにくるまれて置いてあるのは「いつ切って、いつから置いていたのかわからない」というのが口癖の理由だ。肉もそうだった。僕の実家そばの常磐線三河島駅近

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お正月に霞がかかった想い出。

みなさ~ん、呑んでますか? 今日も元気だ酒がうまいぜ。呑まない方にはまったくわからないことでしょうが、お正月の酒ってのはホントに格別だ。呑むのは身体には悪影響が多いだろうが、楽しく呑むのは心にはいい影響ばかりだ。と、言い

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江戸の中心はやはりスゲエ。

東京には個性的な街が多くある。キーワードで3つを括りなさいと言われてやってみた。銀座、赤坂、六本木は大人。新宿、渋谷、池袋は猥雑。青山、麻布、表参道がオシャレデート。二子玉川、自由が丘、代官山は女子が喜ぶ。浅草、上野、神

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おバカな昭和40年男女の集い!!

先週の読者の集い『浅草秘密基地』は、いつも以上にバカバカしく盛り上がった。毎週月曜日に欠かさず行なわれている宴だが、旗日は会場となるショットバー『FIGARO』が店休だから開催できない。だが先週はマスターに無理を言って店

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天丼と寿司、そしてうな丼。

子供の頃のごちそうといえば、ハンバーグにカレーにスパゲッティといった洋食系や、肉が使ってあるおかずはともかく万歳だった。夕食が魚だとガックリと落ち込み、1日が不幸に終わった気がしたものだ。そんな魚メニューの中でも、以前も

カレー粉
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もんじゃを知らない新宿区民。

高校に入ったときに知った驚愕の事実が、新宿区の連中はもんじゃを知らないことだった。 ちょいと面倒な説明になるが、当時、東京都に住む中学生たちが公立高校を狙う場合、住む場所で学区と呼ばれるエリアに分類され、それぞれの学区の

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祭のおもひで。

6月に入ったのを象徴するように、今日の東京はどんよりと曇っている。12ヶ月の中で最も人気のない月だろうが、お米の国に住む我々にとっては重要な月ですな。旧暦では夏となる月で、かつては雨乞いや豊作祈念の祭礼が盛んに行われ、今

懐かしの名盤ジャンジャカジャーン

【懐かしの名盤】ロッド・スチュワート『Every Picture Tells A Story』(2/6)

ブログ特別不定期連載記事『懐かしの名盤ジャンジャカジャーン』の3枚目をお送りしている。この連載は音楽と密接に生きてきた昭和40年男にとっての名盤を、僕の独断でセレクトしていこうというもので、今回選んだのはロッド・スチュワ