昭和40年男にとって、洋楽が自然と耳に入ってくるようになったのは ’80年代に入ったあたりだったはずだ。あの頃の俺たちを熱くさせた洋楽を、“タメ年” の音楽ライター・木村ユタカが追想する。(『昭和40年男』本誌の連載記事から再構成)
1985年 『パワー・ステーション』 パワー・ステーション
デュラン・デュランのメンバーやロバート・パーマーらで結成されたスーパーバンドによる唯一のアルバム『パワー・ステーション』は、華やかでバブリーだった80年代サウンドを象徴する名盤だった。 80年代に流行ったサウンドというと …