ズバリ『昭和40年男』の編集長・北村が、多忙な日々の中で感じたことを同世代へ向け発信。
第14話 ドリフターズは欠かせない。(1)
7月の上旬には、これでいこうという企画をいくつか決定できた。 発売まで3ヶ月の段階でここにいるということが、 世間一般(?)の創刊と比べてどうなのかはわからない。 が、自分が経験してきた創刊史と照らし合わせると格段に早い …
ズバリ『昭和40年男』の編集長・北村が、多忙な日々の中で感じたことを同世代へ向け発信。
7月の上旬には、これでいこうという企画をいくつか決定できた。 発売まで3ヶ月の段階でここにいるということが、 世間一般(?)の創刊と比べてどうなのかはわからない。 が、自分が経験してきた創刊史と照らし合わせると格段に早い …
それでは仕事も片付いたし(ホントか?)と、2軒目に繰り出した。 奴の音楽コレクションの置き場所になっているという 行きつけのショットバーで、DJブースまである音にこだわった店だ。 ラッキーなことに我々以外客がいないため、 …
「ここらへんはウマイ店が多いんだよ」とヤツ。 東急目黒線の武蔵小山という駅を降りて、 ゆるゆると歩いた。 うん、いい街だ。 生活のにおいがきちんとありながら、 よそ者を迎え入れる寛容さがバランスされている。 これがいい街 …
日本の伝統を継承しながら生きている タメ年男たちの人生をレポートする企画“自分色で生きる”を進めることは、 わりと早い段階の6月中旬には決定していた。 2〜3人を取材しようと人選を進めてはいたが、 1人はその時点でメドが …
そのうえで悩んだ3種類がコレ。 とても微妙ながら、さんざん悩んだのだ。 多くのスタッフや知人に意見を求めるが、あまり有効な意見をもらえないまま日々が過ぎていった。
それでも意固地にはならず検討を続けてみた。 たとえば “昭和40年生まれの男たちに捧ぐ” というヘッドコピーをつけて、 レオンやサライのように、3文字カタカナでキメルというもの。 男の隠れ家や一個人のように、 わかりやす …
名称というのは、ものすごく大切なモノである。 どんな商品でも同じだと思うが、 担当者は大ヒットへの夢と希望を込めて命名するのだろう。 では雑誌の場合の留意点は? 以下は俺の持論で、雑誌のセオリーでは決してないから要注意。 …
次にガンダムだ。 コイツが微妙で、俺の世代にも熱狂的なヤツはいた。 が、多数派ではない気がする。 これが編集部員のひとりである、45年男にとっては絶対的な存在となる。 お台場の実物大の話題にもなり、皆見に行くという。 し …
編集部員たちとのジェネレーションギャップを埋めることが、 編集会議の論点となっていった。 「知りませんよ〜」 「え〜っ、本当ですか?」 などと失礼な言葉の数々を浴びせ続ける編集員たちに、 立ち向かう40年男の俺が傷だらけ …
たくさんの情報をインプットしていく。 ひとつは調査だ。 この段階では地味ながら大変重要な時間である。 もうひとつは、担当する人間たちとの密なコミュニケーション。 別名編集会議を繰り返しながら やはり情報を吸い上げる。 優 …
始めに作ったイメージがコレ。 約1年半前のものだが、うーん、すでに骨格はできあがっているじゃないか(笑)。 コレを元にPCで書いたのがコレ。 去年の11月の作品(?)だ。 ここから創刊予定の10月まで約1年ということにな …
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