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第82話 キラーパスが飛んできた。(3)

  流行りモノ総点検のページに入れようと思っていたイラストのスペースには 本来はコミカルなタッチで その時代時代の象徴的な昭和40年男像を描いてもらいたかったのだが、 うん、結果的には代案ながらよくできたと思う。 さらに

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第81話 キラーパスが飛んできた。(2)

  それでも俺たちはがんばった。 問題の企画は第1特集の後半、 P62から始まる懐かしい流行りモノ総点検のページである。 「ザ・ベストテンはまかせてくれ」 「MA-1あがりました」 分業で出来そうなものを各自取りかかって

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第80話 キラーパスが飛んできた。(1)

編集部の高橋が腰痛でダウンした。 これまでも騙し騙しやってきたのだが 1週間ほど自宅作業になり、 締め切り日が近づいたころになんとか出社してきたものの 進行はすこぶる悪い。 それに1週間の自宅作業はほとんど自宅療養だった

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第79話 このタイミングで出張?

  10月16日。 本来ならもう発売しているはずであったこの本の制作によって 遅れるであろう既存の仕事を前々から組んでいたのは、 スーパーハイパービジネスマン(なんだ?)としては当たり前。 キャンセルのできるものはなんと

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第78話 残酷な日々。(3)

  そうやって原稿やデザインのチェックをしながらも 自分の原稿もまだ残っている。 とはいえ、一応はすべて上がってもいるのだけれど。 これは編集長の特権かも知れないが、 全体の進行を把握しながらギリギリまで引っ張れる。 パ

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第77話 残酷な日々。(2)

  極論すれば どこまで素振りを繰り返しても 自分にとって満足いくものなんか作れないのだろう。 でもね、だから作るんだもの。 あー、変態。 実力不足も否めないところは悲しいが しかし、それをカバーするのが粘りだ。 常々言

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第76話 残酷な日々。(1)

  遅れに遅れたが、14日のママインタビューですべての取材を終了した。 後は編集部に缶詰になり、ひたすら仕上げにかかる。 ここで重要なのは“粘り”だ。 ライターや編集部員からあがった原稿や デザイナーからあがってきたレイ

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第75話 呑んだあとはやっぱりラーメン。(3)

  ママの口からは、 我々40年男が深く頷けるいい話も飛びだした。  「よく飲み、よく食べるということは、重要な男の魅力のひとつですよ」 うんうん、そうだよ。 明日のことを飲んでる席で口にするヤツも多いものなあ。 俺、ア

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第74話 呑んだあとはやっぱりラーメン。(2)

  銀座のママへの取材がスタートした。 作家の中部さんがママから話を聞き出してゆく。 情けない話だが 銀座で遊んだ経験は少ない…って言うまでもないか。 極々たまに、羽振りのいい旦那様に連れてきてもらったが じゃあそこで再

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第73話 呑んだあとはやっぱりラーメン 。(1)

10月14日。 中森明菜さんにふられて 銀座のママに代役(?)をお願いしたことは、 以前このコーナーで書いたとおり(こちらとこちら)。 〆切まで押し詰まったこのタイミングでの取材となった。 この日のメンバーは、 藤岡さん

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第72話 本日、カメラマンに変身。(3)

  「お支払いしますので、ラガブーリン本物でいってください」 氷が溶けていくので、これも時間と戦うカットである(P162参照)。 OK。 余談ながらこの撮影の別カット、 ぬぁんと高橋にP128で無断使用された(今度おごれ

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第71話 本日、カメラマンに変身。(2)

  続いてそのできたての丸氷を使って、ウイスキーロックを撮る。 「本当にラガブーリンでやるんですか?」 「へっ?」 「いや、よそはよくウーロン茶とかで代用するので」 「へっ?」 信じがたい話を聞いてしまった。 確かに味も