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第36話 仮面ライダーになった男。(3)

  1回目。 高知県に坂本龍馬記念館を作るために尽力した 橋本さんという御仁がいる。 龍馬の恰好をして寄付金集めに奔走するも全然ダメで、 死のうと決心したとき奥さんは置いて 子供だけを舟に乗せて沖に出たという話で、ツーッ

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第35話 仮面ライダーになった男。(2)

  インタビューが始まるともう話が止まらない(笑)。 インタビュアーがいらないくらいの独壇場になった。 次から次へと男の心の奥底に響く言葉が届けられる。 ベースにあるのは武士道で、心が強くて優しさがあふれていて、 ああ、

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第34話 仮面ライダーになった男。(1)

8月25日。 この日は今後の人生にとっても、重要な1日になったと感謝している。 藤岡弘、さんのインタビューだ。 ずっと候補にあげていただけあって、緊張もする。 他の3人の取材メンバーとも同様、仮面ライダーには思い入れがあ

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第33話 元気ハツラツ、オロナミンC 。(2)

今回取材して、あらためて高嶺の花であったことを再確認した。 なんと、昭和40年の発売からずっと100円 (消費税の影響で110円にはなったが)で変わらないとのこと。 それは高いよ。 価格だけじゃなく…。 これ以上書くと、

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第32話 元気ハツラツ、オロナミンC。 (1)

先週のキリンビールに続き、 今日8月24日は大塚製薬さんの取材だ。 取材対象はタメ年モノという企画で取り上げる、 オロナミンCだ。 たぶん昭和40年男にとって、 かつて高嶺の花じゃなかったかな。 少なくとも、東京荒川区の

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第31話 キリンビールへGo!! (2)

用意していたさまざまな質問に加えて一つ聞きたいことがあった。 「昔、よくビールを抜くのに栓抜きでコンコン叩いてましたよね。 あれはどういう意味なんですか?」 「うーん…、たぶん、意味はないと思います」 ガーン! 昔といっ

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第30話 キリンビールへGo!! (1)

8月19日、順調に取材を重ねる スーパー編集長(ちょっとウソ)の俺だ。 家呑みへの招待状という企画で、 ビールを美味く呑む方法をレクチャーするページを作ろうということになり、 だったらやっぱりキリンだろということで取材を

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第29話 専門誌と一般誌。(2)

今回の闘いは 広く一般的な“何か”を求めている同世代のために その“何か”をセンスよく的確にチョイスして、 有益な情報に加工しなければならない。 これは本当に大変だけど実におもしろい。 でもね、ここでちょっと問題がある。

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第28話 専門誌と一般誌。(1)

これまでバイク雑誌をたくさんと 音楽雑誌ひとつを立ち上げてきた。 双方ともいうなれば専門誌ということになる。 たとえばバイク雑誌は 書店の立派なコーナーで バイク好きな人が来てくれるのを待ち、 その人にとって欲しい情報が

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第27話 3発目の台割。(2)

この段階では、 タイトルの候補とか企画の雰囲気とか キーワードもメモ書きしていくのが、俺流のやり方だ。 今回はこのブログにお付き合いいただいている 心優しき皆様のために この俺の才能(そんなのないだろが)が すべて詰まっ

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第26話 3発目の台割。(1)

雑誌づくりの現場でもっとも使われる単語かも知れないな。 「まだできていないの、台割?」 「台割もないのに作業できませんよ」 これは編集長いじめの実用例。 「ちゃんと台割見ろよ、前後もよく考えてさっ」 これはクリエイティブ