出版社として歩んだ10年。〜伝説!?のA5版バイク雑誌登場〜
処女作はそこそこのヒットになった。 だが、始めのガイドラインだけを伝えた後は編集にあまり口が出せず、 自分たちの本だという感覚は徐々に薄れていった。 あまりプロにぐちゃぐちゃ言うのもなあ、といった感覚である。 その欲求不 …
処女作はそこそこのヒットになった。 だが、始めのガイドラインだけを伝えた後は編集にあまり口が出せず、 自分たちの本だという感覚は徐々に薄れていった。 あまりプロにぐちゃぐちゃ言うのもなあ、といった感覚である。 その欲求不 …
ダイヤトーンポップスベストテンで洋楽に目覚めた中1の俺は、 もっともっと情報が欲しくて、本屋に行った。 するとあるじゃないか、音楽専門誌が。 子供にもそれとわかる高級な紙をふんだんに使った、ぶ厚い平綴じの豪華本。 この『 …
前述のとおり、根性論が最後の砦だ。 足らない才能や能力を補うのは、 熱だ情熱だとさまざまな形容はできるが、 集約されるのはどれだけの時間を注ぎこめるかである。 ところが、近代ジャパンは一部でこれを否定している。 バブル期 …
もうひとつの音楽活動については もうこれは神様に感謝だね(笑)。 中学生のときにエレキギターに出会ったおかげで、 現在に至るまで細々とではあるが 創作活動とライヴ活動を続けている。 曲やライヴをまとめこんでいく感性を 1 …
雑誌が大好きで、 書店にはほぼ毎日通い、 十分に吟味しながら買う。 ここで重要だと思っているのが 会社の経費で買わないこと。 本来、当然のことといえば当然だと思うのだが、 あまりそうしない編集長様が多いらしい。 もちろん …
雑誌をつくるエネルギーの源泉は、 とにかく予算と能力である。 まず予算についてだが、我が社は当然少ない。 大手出版社や最近ではテレビ番組なんかでも 予算カットが報じられているが、 そんなのと比にならないほど、少ない。 こ …
これまで何冊もの雑誌を立ち上げてきたが、 その経験から立ち上げの激務を知り尽くしている。 体力的につらいのはまだしも、精神的にかなりやられる。 “涙が出ちゃう”くらいのあの日々を送るのかと思うと、 どうしても二の足を踏ん …
新しい雑誌を創りたい。 約15年前に、バイク雑誌の創刊に スタッフ(たいした役回りではなかったが)として関わって以来、 いつも意識の中心にある気持ちのひとつだ。 アイデアはちょくちょくと浮かぶ。 そのたびにまずは興奮する …
「おもしろいんじゃない、昭和40年代って」 今回の創刊にあたり何度も繰り広げられた会話だ。 「いえ、40年生まれ限定なんですよ」 「えっ?」 「昭和40年“代”ではなくて“40年限定”なんです」 しばらくの間をおいて、 …
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