死について考える。〜その9 追悼〜
なぜ? そればかりがグルグルとめぐってしまう日々が続いた。 俺だって死んでしまいたいくらいつらいことは、何度も経験した。 それでも、自殺という選択にはならないのは、 悩み抜いている人間に言わせたら幸せなことかもしれないが …
なぜ? そればかりがグルグルとめぐってしまう日々が続いた。 俺だって死んでしまいたいくらいつらいことは、何度も経験した。 それでも、自殺という選択にはならないのは、 悩み抜いている人間に言わせたら幸せなことかもしれないが …
2004年の春のことだった。 体重は高校時代にまで戻せた。 これなら堂々とナオキに会えるし、ロックもできる。 この春の繁忙期が過ぎたらヤツに話してみよう。 きっと腕はさび付いてしまっただろうが、なに、スグ戻るはずだ。 4 …
バンドが解散してしまい、弾き語りを細々と続ける音楽活動になった。 ライヴステージに上がらないということと、 忙しい仕事のストレスからずいぶんと太ってしまい、 なんとなくヤツに会うのをためらっている時期があった。 太ってし …
45年を迎えようという人生なのだから仕方ないことかもしれないが、 悲しい別れは積み重なっていく。 婆ちゃん、親父、義理のお父さんが逝ったときの悲しみは それはそれは大きなものだった。 が、順序としては合っている。 早いか …
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