電気屋さんになるはずが…。
夏休みのFMをきっかけにして レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジに傾倒していったのだが、 中2の俺が将来の自分をそのままダブらせるには 越えなければならない大きな障壁があった。 余談ではあるが(ってすべてが …
夏休みのFMをきっかけにして レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジに傾倒していったのだが、 中2の俺が将来の自分をそのままダブらせるには 越えなければならない大きな障壁があった。 余談ではあるが(ってすべてが …
あまりにも残酷な結果だった。 駆け寄った俺に親父が差し出したのは、 白いベルトに小さな風車が付いている どこから見ても偽物だった。 このときの本物というのは 当然のことながらバンダイから出ていた電池で風車が回るもので 満 …
もうひとつ、仮面ライダーもので憧れ続けたのが 変身ベルトである。 電池でクルクルと回るもので、 これを巻いてライダーごっこでライダーを演じたい。 俺のもっとも欲しいアイテムとして 当時長きに渡り君臨した羨望の一品だ。 こ …
仮面ライダーカードを開ける瞬間。 「目指せラッキーカード!」 だが、そうした気合いが天に届くことなどそうそうないということを 小学生にして知るのである。 タチの悪いことに持っているカードとダブることさえよくある。 それも …
ところで唐突ではあるが 仮面ライダーといえばカードだ。 当時の小遣いは読んで字のごとく、とにかく少ない! わずかな!! 少額な!! 小遣いのほとんどを、このカードに持っていかれた。 当時の社交場である駄菓子屋には いつも …
V3の放送が始まったのが昭和48年の2月からで 小学2年生直前である。 ライダーマンが登場すると聞いたときには もう2年生になっていたはず。 そのこと自体には胸が躍ったことを記憶しているが その後は先に書いた通りだ。 小 …
というわけで、 仮面ライダーにはがんばればなれそうな気がした。 “仮面ライダーになりたい” このときに5つくらい年上のお兄さんがいたらどうだろう。たぶん、 「なれるわけないジャン。バッカだなぁ、お前は」 などとあざ笑われ …
なぜあれほどまでに仮面ライダーに 夢中になったのだろうか? まず大きいのは、人間ベースだったことだろう。 以前にもふれたが、 ウルトラマンにはどうがんばってもなれない。 諸星団にはなれてもそれは地球での仮の姿である。 セ …
仮面ライダーがリアルタイムであったかどうか? 記憶は曖昧でありながらも、 当時もっとも憧れたヒーローであることだけは 自分のなかに強く残っている。 突然2号が登場して、また1号に戻ったあたりの事情は 今回取材してみて初め …
この本のアイデアを思いついたときから ず〜っとついて回った存在が仮面ライダーだ。 これはどんなにませていた昭和40年男でも きっと頷いていただけるのではないか? ただ、リアルタイムで見ていたかというと やや記憶が曖昧だ。 …
藤岡弘、さんのインタビュー後、久しぶりの酒を呑んだ。 その席で俺は「今日俺は心の師と会った」と 何度も繰り返していた。 自分が60歳を迎えたときに、 どこまで彼に追いついているか。 そんな長いスパンでの生きるテーマをいた …
1回目。 高知県に坂本龍馬記念館を作るために尽力した 橋本さんという御仁がいる。 龍馬の恰好をして寄付金集めに奔走するも全然ダメで、 死のうと決心したとき奥さんは置いて 子供だけを舟に乗せて沖に出たという話で、ツーッ …
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