先週の金曜日のことだ。自治体からの最終的なGoサインが出て、その翌日に福島と福井で2週続けてバイクイベントがある。福が2つでめでたしめでたしというようなことをここでつぶやいた。その1発目の福島でのイベントは大盛況で終わり、連チャンとなる今週末の準備も整い、気合いの充填を続けていたところだった。が、昨日の夜担当者から、今週末に予定していた福井県の若狭和田ビーチの清掃イベント「ラブ・ジ・アース ミーティング」の中止が突如決定されたとの連絡が入った。これ、一昨日もこのつぶやきで呼びかけたばかりだった。
ここに来て、福井県の感染者が増加している。そんなところに人流を作ることは避けなければならぬとのことで、これは仕方なしである。先月も広島のイベントが開催の前々日に急遽中止ってのがあった。この時は木曜日に「うーっ、マンボウ」が発令されたと思ったら、金曜日朝には緊急事態宣言に格上げされてしまい涙を飲んだ。今回もふたたび似たようなタイミングでの決定であり、行き場のなくなった気合いが自分の中で空回りしている気分だ。
憎っくきコロナめ、本当に厄介である。注射は怖いけど、やはり決め手はワクチンなのだろう。だが接種率が世界的に見て遅れている我が国ということが、ミラクルジャパンを感じながら生きてきた僕には信じられないというか悔しいというか。しかもそのワクチンの開発も完全に出遅れていることももどかしいったらない。雲の上にいる優れた技術者達もさぞお怒りのことだろう。
「ラブ・ジ・アース ミーティング」は年に2回のミーティングを開催している。次は秋だ。遅ければ遅いほどワクチンの接種は進むだろうから、冬が来る前の極力遅い秋に設定して臨みたい。充填した気合いはそのままキープして、2回分のパワーで開催するからぜひ『昭和40年男』読者の皆さんもお付き合いくだされ。