昨日は多くのライダーと過ごした。コーヒーブレイクミーティング in 福島に来場してくださったみなさん、ありがとうございました。会場は降られなかったが、全国的には雨が多かったようで涙を飲んだライダーも多かろう。そんな方々は8月1日に長野で開催するから、ぜひリベンジしてくれ。いやいや、その前に今週末はちょっと毛色の異なるバイクイベントがある。これはライダーだけが対象でないので、バイクには興味がないというそこのあなたもちょいとお付き合いくだされ。
ご覧のとおり、今週末は福井県の若狭和田ビーチで海岸清掃イベントが開催される。このつぶやきにはちょくちょく登場するネタで恐縮だが、このイベントの主催団体である「ラブ・ジ・アース』」実行委員会を立ち上げたのが僕なのだからご勘弁である。
僕は1998年以降、数々のバイクイベントの進行役をこなすようになっていた。で、毎度困ったのがゴミ問題だ。気持ちよく参加してくれたライダーを見送り、いいイベントだったなと気持ちがほっこりした後に、そんな気分を台無しにするのが会場中に散乱したゴミや吸い殻だ。貸していただいた会場をゴミだらけでお返しするわけにいかないから、スタッフほぼ総出で拾う。時間にして20分ほどだろうか。イベント運営でヘトヘトになった僕に、まるで追い討ちをかけるような作業だ。さっきまでいい笑顔で過ごしてきたこととのギャップが、悲しみに感じられるから余計に疲れる。もちろん全ての参加者がばらまいているわけではないのはわかっているのだが、いいイベントであればあるほどつらい気持ちにさせられ続けた。
この惨状をうちの会社が発行するバイク雑誌で訴えかけながら、ならばと同時ランさせたのがこの「ラブ・ジ・アース」実行委員会なのだ。ライダーは地球によって楽しませてもらっている。その感謝の気持ちを愛にして地球に還元しようというのを主旨にして、同じくバイク雑誌でうるさいほどに訴えた。ロゴマークをステッカーにして気持ちに同意してくれる方々に配り、バイクに貼っている方をメンバーとした。そしてさらに、活動を象徴するイベントとして海岸清掃を行った。20年目を迎えた活動の、今回が36回目のイベントになる。
地球によって楽しませてもらっているのは、なにもライダーだけでない。みんながみんなこの素晴らしい大地によって楽しい時間を作り上げているのだ。だからね、『昭和40年男』読者のみなさんも、参加にあたっての注意事項をお守りいただき、奮ってご参加願いたい。今週末はいい汗かいて、第2部のステージイベントでの僕の暑苦しすぎる進行っぷりを楽しんでくれ。ぜひっ!!