富士フイルムは、光学式20倍ズームを搭載したコンパクトデジカメ『FinePix F770EXR』を2月18日より発売する。
昨年8月に発売された『FinePix F600EXR』の後継にあたる高倍率ズームレンズ機で、従来は24〜360mm相当(35mm版換算)の光学15倍であったズームレンズが、25〜500mm相当の光学20倍に強化されている。F値はF3.5-5.3で、最短撮影距離が約5cm(マクロ広角)。撮像素子には1600万画素の裏面照射型EXR CMOSセンサーを搭載。最適な画像処理を行なう超解像技術を組み合わせることで、約40倍までくっきり美しく撮影ができることを謳っている。また、高感度撮影時(ISO3200以上)のノイズは前モデルに比べて約30%低減されているという。
顔検出機能「顔キレイナビ」も進化し、一度ピントを合わせれば、動いている被写体が横や下を向いても、顔にピントを合わせたまま撮影できる「顔追尾オートフォーカス(AF)」を新たに搭載する。子供やスポーツシーンなど動きの多い被写体でも顔にピントを合わせて撮影することが可能となっている。さらにワイヤレスで簡単に画像のやりとりが楽しめる高速赤外線通信にも対応している。実勢価格は4万円前後の見込み。
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