【S40News!】SONY、無線LANと非接触充電機能搭載の防水デジカメを発売。


ソニーは、高い撮影能力を持ち、ワイヤレス機能により、様々な機器との連携を実現するデジタルスチルカメラ『サイバーショット DSC-TX300V』を3月9日に発売する。

『DSC-TX300V』は、Wi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンをはじめとした他機器との連携が可能。PCはもちろん、スマートフォン・タブレット用アプリケーション『PlayMemories Mobile(無料)』を対応機器にインストールすれば、いつでもどこでも簡単にカメラ内の画像を対応機器に転送することができ、転送画像をイメージギャラリー上で楽しんだり、メールに添付してシェアしたり、撮影後すぐにSNSにアップロードして公開することもできる。また、TVにWi-Fi接続すれば、快適に写真の再生とスライドショーができる。

また、非接触充電/給電機能も搭載。カメラをマルチステーションに置くだけで、簡単に充電・給電をすることができる。さらに、カメラの電源をオンにしてマルチステーションに置くと、給電している間に内蔵“TransferJet”を使って、バッテリーを消費することなく撮った写真・動画をPCに保存でき、写真・動画の取り込みが完了すると、自動的に電源が切れ、充電が開始される。

レンズは35mm換算で26-130mmの焦点距離をもつカールツァイスの光学5倍ズームだ。F値はF3.5〜4.8。撮像素子には有効約1,820万画素に高画素化した裏面照射型Exmor R(エクスモア アール)CMOSセンサーを新開発。これに画像処理エンジン・BIONZを組み合わせることで、高精細画質を実現しているという。また、画素補完と連写画像の重ね合わせ処理によるノイズ低減技術で高感度撮影時のノイズ量を約1/6に低減し、最大ISO12800での撮影に対応している。これにより、暗いためにノイズが多くなりがちな室内や夜景などのシーンでも、ブレずに明るくきれいに撮影できるとしている。また、明るいところでは最速約0.13秒、暗所でも最速約0.25秒で作動する高速AFを実現するなど、高い撮影能力を持つ。

しかも5mの防水性能に加え、防塵・耐低温性能も実現しており、スポーツやレジャーシーンでも活躍できる上、3.3型のタッチ式有機ELパネルによって、コントラストが高く色彩の忠実な再現ができてしまう。

同社は本機の開発に当たって、SNSやスマートフォンなどの普及による撮影後の楽しみ方の多様化を受けて、ワイヤレスでの機器間の連携を強化することで、撮影後の楽しみをさらに広げていく考えだ。スタイリッシュなデザインでありながら高画質、非接触充電/給電機能、ワイヤレスデータ転送など、様々な機能をてんこ盛りしたソニー渾身のコンパクトデジカメ。価格はオープンプライスで実勢価格は5万円前後の見込みだ。

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