金曜日に重版を決定させたはいいものの、土日の休日は否応なしに僕を襲い、なんの準備もできないままにただ喜びだけの2日間を送った。そして迎えた昨日、張り切って早朝より会社に来たものの9時を過ぎないと別段何ができるわけでなく、興奮だけが空回りしながら過ごした。が、問屋や印刷所などの関係各位が週末よりの長い眠りからやっと目覚めて重版の準備が始まると、この2日間がなんだったのだというほどのバッタバッタが始まった。様々なせめぎ合いが僕に集中して、仮決定が多いものの夕方には準備が出来た。この場合は「でき」と読むのだろうなあ。「じゅうはんしゅったい、じゅんびでき」ってか。
現在品切れ状態の書店に並ぶのは17日が予定された。スピードだけが生命線のような現代社会において、このタイムラグは信じられないことのようだが、印刷してインクを乾かして製本して、土日を挟んで問屋に入って、店舗の納品数ごとに仕分けてしてトラックに乗せられて全国へと旅立ち、さらに書店さんで梱包を解き陳列する。書いているだけでゼエゼエするが、これをオワコンと呼びたくば呼べ。僕はいとおかしと呼び、心地よい可笑しさを感じてならない (笑) 。
一方で、まだ在庫している書店さんも多くあり、探すのを諦めていただきたくない現状だ。まだすべてがはっきりとしたわけでないのだが、売り切れ店を眺めると勤務地での購入が多いように感じられる。日常的に通っている書店やコンビニで偶然見つけたという購入だ。地域密着型の書店・コンビニにはまだ在庫している店があるから地元で探してくれ。
そして、リスクを承知で重版を決めたのは先日もお知らせしたように、プレミア価格で入手している方が多くいることだ。僕は780円の商品を作ったわけで、それ以上の価値を見出していただけるのはうれしいものの、本意ではない。前述したとおり、まだまだ買える書店さんも多くあるのに、ネット社会はこうした珍現象を起こしてしまう。今あなたの選択は、探す、17日の書店の入荷を待つ、または弊社のオンラインショップに予約を入れてくだされ。
というわけで、ただいまより弊社のオンラインショップにて予約を受け付けます。発送は16日より予約順にお送りしますので、到着は書店に並ぶ17日以降になる場合があります。最寄りの書店さんでの予約もできますので、ご利用はそれぞれのご判断でお願いします。って、『昭和40年男』のつぶやきを使っているのは、拡散していただきたいからだ。あーあ、ちゃっかりなおっさんですな。チャンチャン!!
昭和45年女面白かったです!これからも継続して購入させて頂きます。私は少年隊ファンなので、いつか特集頂けると嬉しいです。
あと錦織一清さんがドンピシャの昭和40年男で、愛読されているそうですので、こちらも取材頂けると嬉しいです!よろしくお願いします。