以前にも書いたが
志村けんさんが加入したときは
本気で長さんの失敗を責めたほどだった。
(1人でテレビに向かって)
「ここにいる天才お笑い少年を無視しやがって!」
だがやがて、志村けんさんの笑いの虜になっていったのだ。
少々脱線するが
この壮大な夢を語るのに欠かせないのが
『お楽しみ会』という存在である。
みなさんの小学校ではどのようなもので、どんな内容でした?
ぜひ意見を聞かせていただきたい。
俺の小学校ではこうだ。
学級会で挙手する。
「はい、北村君」
「そろそろ、お楽しみ会をやりたいと思います」
と提案すると、大概多数決になりほとんど可決した。
そして内容はほぼ毎度“出し物”をやるというものだった。
これで俺は徹底的にお笑いにこだわった。
合唱や手品といった芸を披露する者もいたが
俺はブレることなくお笑いだった。
3年生になった頃から6年生まで、カタチを変えながら貫いた。
女装してカツラをつけて、キャンディーズの曲を振り付でかました。
電線マンやフィーリングカップル5対5などのテレビ番組のパロディを
俺なりに加工して本気で打ち込んだ。
シンプルに漫才なんてのも、セリフを原稿用紙に書いてのぞんだりした。
そしてもっとも世話になったネタが
ドリフターズの
『8時だヨ!全員集合』
からのものだ。