富士フイルムは、10m防水、2m耐衝撃構造、-10℃耐寒、防塵の4大タフネス性能を備えたデジタルカメラ『FinePix XP150』を2月11日より発売する。
従来のFinePix XPシリーズのタフネス性能をさらに強化したもので、前モデルに当たる『XP30』が持っていた5m防水、1.5m耐衝撃、-10℃耐寒、防塵の機能をさらに強化している。また、新たに有効画素1440万画素を持つ1/2.3型のCMOSセンサーを搭載することで信号の高速処理が実現し、1,920×1,080ピクセルのフルハイビジョン動画撮影が可能となっている。レンズは光学式5倍ズームレンズ搭載で、焦点距離は35mm換算で28mm〜140mm相当、開放F値はF3.9(広角)〜F4.9(望遠)となっている。
さらに、液晶モニターに反射防止加工を施すとともに、『XP30』に比べてモニター輝度を約2倍にアップしているため、強い日差しの下でも撮影画像に確認がしやすくなっている他、自動輝度補正機能によって周囲の光量に合わせてモニターの明るさを自動調整するので、不必要な電池の消耗も防止する。レンズには撥水加工が施されており、水場での撮影を終えた後も、レンズに付着した水滴を気にすることなく、すぐに撮影することができるという。
GPS機能も大幅に進化。高感度GPSアンテナ採用によって測位が高速化した他、撮影した地点を軌跡として液晶上に表示する移動軌跡機能も搭載。軌跡上で撮影した画像を画面に表示でき、画像検索や撮影画像の整理に便利だとしている。そして位置情報だけでなく、撮影時に向いていた方向が記録できる電子コンパス機能を新たに搭載し、より詳細な撮影情報がわかるようになった。
さまざまなシーンで、より気軽に、より美しい写真を撮影できるタフな多機能コンデジだ。カラーはオレンジ、ブルー、ブラックの3色で、価格は2万円台後半の見込み。