おはこんばんちはです!
今回も「S40ニュース!」「S50ニュース!」ドッチーモ的にお送りします。
言わずと知れた日本の国民的ヒーロー「ウルトラマン」が世界へ…!
良質なエンターテイメント・コンテンツを提供し、世界最大級の動画配信サービスとして支持されているNetflixと、お馴染みの円谷プロダクションがタッグを組んで、新作のCGアニメ長編映画『Ultraman (原題)』を製作中、という発表がありました。
日本の特撮コンテンツ発でNetflix配信のアニメといえば、現在地上波でも放送中の『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』が昔からのゴジラファンにも話題を呼んでいますが、こちらの『Ultraman (原題)』は、シャノン・ティンドル監督による海外ベースでの製作。
今回の発表によれば、野球界のスター選手「サトウ・ケン」が日本に帰国し、もうひとつの姿であるウルトラマンとして活躍するも、同時に新米パパとして赤ちゃん怪獣を育てることに…というのがあらすじ。
『スター・ウォーズ』のためにルーカスが設立したことで知られる名門、インダストリアル・ライト&マジック (ILM) が関わっているということで、映像クオリティに関してはきっとお墨付き、という感もありますが、いずれにしても、我々がよく知るウルトラマンとはかなり違うノリの作品になるのかも…?
とは言え、海外製作のウルトラマンといえば、かつてもオーストラリア製の『ウルトラマンG (グレート)』や、アメリカ製の『ウルトラマンパワード』があったり、実写でなくアニメ作品ということでは、日本サンライズ制作の『ザ・ウルトラマン』があったりと、これまでの長いシリーズの歴史の中でも、さまざまな挑戦的展開があったのは事実。
今年は誕生55周年という節目の年を迎えたウルトラマン。庵野秀明&樋口真嗣コンビによる『シン・ウルトラマン』も控えていますが、こちらNetflix配信のCGアニメ版も、果たしてどのような形で新たなウルトラマン像を見せてくれるのか… ともに期待するとしましょう!
(昭和40/50年男 “Web担当A”) ※文中敬称略
[以下、円谷プロダクション ニュースリリース より ※5/14付]
あらすじ:
野球界のスター選手、サトウ・ケンのもう一つの姿、それは地球を守るスーパーヒーロー、ウルトラマン。その役割を担うべく、サトウは日本に帰国するも、戻ってすぐに、「宿敵」の子である赤ちゃん怪獣の養育を任されるという、思いもよらない事態に…。チームの一員として、また新米パパとして奮闘しながら、ケンは自分の中にあるエゴや疎遠になっている父、過激な怪獣防衛軍の台頭と向き合い、ウルトラマンであることの本当の意味を見出していきます。
シャノン・ティンドル監督の言葉:
「この映画を作ることは、私の長年の夢でした。円谷英二さんの「ウルトラマン」に対する私の愛から生まれたオリジナルストーリーが、幸運にも映画として実を結ぶことになりました。円谷プロダクションの方々からの素晴らしい信頼と、Netflixアニメーション部門の皆さんのサポートに、心から感謝しています。優れたメンバーがそろった私たちチームの斬新な「Ultraman (原題)」を、世界中の視聴者にお届けできる日を楽しみにしています」
円谷プロダクション、塚越隆行 代表取締役会長兼CEOの言葉:
「「ウルトラマン」は55年前、当社の創業後間もなく日本で誕生しました。円谷プロダクションにとって今回のNetflixとの取り組みは、創業以来初めての本格的な全世界に向けての展開になります。「ウルトラマン」は、これまで多くの人たちを魅了してきました。シャノン・ティンドル氏もその一人です。彼は子供のころからウルトラマンに大きな影響を受けて育ち、そしてクリエイターになったとお聞きしています。今度は世界中の子供たちが、Netflixを通じてシャノンのウルトラマンを観て、勇気と希望と思いやりの気持ちを育んでもらえたらうれしいです」
Netflixオリジナルアニメーション部門ディレクター、アラム・ヤクービアンの言葉:
「親愛なる円谷プロダクションの皆さんと協力し、この人気ヒーローを世界中のNetflixメンバーに楽しんでいただけることを、大変光栄に思います。また、シャノン、ジョン、そして「ウルトラマン」を愛する各国の素晴らしいアーティストたちと手を組めることに胸が躍っています。この日本の国民的ヒーローを愛するファンに、私たちの映画をお届けするのがとても楽しみです。初めて観る若い世代の皆さんにとっても、きっと新しいお気に入りのスーパーヒーローとなるでしょう」これまでもNetflixと円谷プロダクションは、アニメシリーズ「ULTRAMAN」(シーズン2を発表済み)を共同制作していました。
「Ultraman (原題)」は、Netflixの急拡大するアニメ長編映画のオリジナル作品のラインアップに加わります。これらの作品には、アカデミー賞ノミネートの「クロース」、クリス・パーン監督の「ウィロビー家の子どもたち」、グレン・キーン監督によるアカデミー賞ノミネートの「フェイフェイと月の冒険」などのほか、2021年秋に配信開始されるコメディでクレア・ナイトとハリー・クリップスが監督を手掛ける「Back to the Outback (原題)」、リチャード・リンクレイター監督の「Apollo 10 ½: A Space Age Adventure (原題)」、クリス・ウィリアムズ監督の「The Sea Beast (原題)」、ヘンリー・セリック監督の「ウェンデルとワイルド」、ノラ・トゥーミー監督の「My Father’s Dragon (原題)」、ギレルモ・デル・トロ監督の「Pinocchio (原題)」、ウェンディ・ロジャース監督の「The Magician’s Elephant (原題)」、イ・ミンギュ監督の「The Witch Boy (原題)」、ルピタ・ニョンゴ監督の「Sulwe (原題)」、アードマン・アニメーションズの「チキンラン」続編、「Redwall (原題)」シリーズの映画やイベントシリーズなどがあります。
Netflix (ネットフリックス) について:
Netflixは、190ヵ国以上で2億800万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画などを多くの言語で配信しています。あらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけ映画やシリーズを楽しんでいただけます。また、一人ひとりの好みに合わせた作品をおすすめする独自の機能により、観たい作品が簡単に見つかります。広告や契約期間の拘束は一切ありません。円谷プロダクションとは:
円谷プロダクションは1963年に円谷英二氏によって設立された、独立系プロダクションのリーディングカンパニーです。 同社は、国内市場および海外市場に向け、様々なコンテンツを製作し続けています。また、同社が生み出し、所有するIPを活用して、ライセンシング、マーチャンダイジング、出版、ライブステージショーやイベントなどを行っています。
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