キングジムは、iPadを接続して文書を手軽に電子化できるドッキングスキャナ『iスキャミル』を2012年2月17日(金)より発売する。
書籍や紙文書をスキャンして電子化する自炊ブームを引き合いに出すまでもなく、電子化したデータを様々な方法で活用するニーズが高まっている。一方、日本国内のiPad出荷台数は累計230万台に達する見込みで、大手企業のiPad導入や教育現場での利用など、様々な場面での活用も広まっている。こうした背景から同社では「アナログの紙情報を電子化してiPadで一元管理するニーズ」に着目。PCを経由せずに紙文書を電子化してiPadに送る『iスキャミル』を開発した。
『iスキャミル』は、スキャナ本体とiPadをDockコネクタで接続してiPadに直接データを取り込めるシードフィードスキャナだ。スキャナ電源をONにしてiPadを接続し、書類や写真をセットして、専用アプリを起動したiPadからスキャンを実行。スキャンデータをiPadのカメラロールに保存すれば、電子化作業は完了となる。取り込み時にはiPadの液晶画面にプレビューがライブ表示される他、使わないときはお気に入りの写真を表示するクレードルとして、あるいはスキャナ本体の電源がOFFの時にiPadを接続すれば、iPadを充電することもできる。
読み込み寸法は、幅216mm×送り356mmまでで、解像度は最高300dpi。サイズは約308(幅)×111(奥行き)×72(高さ)mm、重さ約655g。価格は1万5,540円。
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