最新号は好調が続いているようだ。購入いただいた皆さんはぜひ感想を送ってくださいね。
最新号のPRで『チャボさんのインタビュー』と題して書いたときに、チャボさんのライブビデオを見ている写真を使った。何気なく我が家の壁が紹介されてしまったかっこうになったが、アナログ盤とCDをポスター代わりに飾っている。これに対してウレシイつぶやきがあった。「編集長がチャボさんの映像を見ている部屋に『明日への暴走』や『MOJOHAND』のジャケットが!! こりゃ信用できる。一気に期待が倍増した。待ち遠しい!」と。狙ったわけでなく日常を切り刻んだだけに過ぎないが、その日常こそが雑誌には影響する。編集長という立場でタクトを振っている以上、僕の嗜好が誌面に反映されるのは当然のことだ。今回の特集で表紙にキヨシローさんを持ってきたのは、当然自分自身の主張である。もしも、RCを聴かずに育った僕だったら、この表紙も巻頭もなかったかもしれない。ひょっとすると音楽部門は、世良公則さんとかサザンで編集していたかもしれない。その方がマスだしね。マスばかりを狙うわけでなく、主張によって雑誌の個性としていくことも重要なことで、だから責任重大で、いつも迷い悩み苦しんでいる。
僕が読者の側にいたら、この方と同じ感想を持っただろうと不思議と納得してしまった。ホント、狙ったわけじゃないが、確かに『MOJOHAND』を愛している人間がつくっている雑誌の表紙をRCが飾っているのは、ものすごくシンパシーを感じるもの。って、自分だからあたり前か。
ちなみに、うちの壁にはあと2枚のアナログ盤が飾ってある。ひとつはザ・バンドの『ミュージック・フロム・ビック・ピンク』で、ボブ・ディランが描いた絵で有名なジャケットだ。もう1枚は、そりゃあ当然RCの『ブルー』でしょう!! 偶然の写真ながらブルーが入らなかったのは、このコメントをいただいて胸を撫で下ろした。だってね、そこまで見せられたら逆に狙っていると思って、信用なんかしないでしょう(笑)。
今度、80年代のリゾートブームについて特集して頂ければと思います。
先日キロロリゾートの話題で盛り上がりました。苗場プリンスとかもそうですかね。ハングリーだった僕はあまり享受できなかったので、ご指導願います(笑)。