INXSで巣篭もり!!

巣篭もりゴールデンウィーク企画として、洋楽レコメンドアルバムを4夜連続でお送りしたい。僕がここでよくつぶやく、ロッド・スチュワートやクイーン、エアロスミスにストーンズのような王道でなく、ちょっと癖あり訳ありな存在をオススメしちゃう4夜である。ともかく悔しいが、今はできる限り大人しくしろというのに賛成せざるを得ない。が、今日の通勤電車はあまり空いていなかった。昨日なんざ、運行本数を間引いたせいだろう、むしろいつもよりひどかった。減らせば混んで密になる。なんでそんな子供でもわかるようなことを都が実施するのか理解に苦しむことばかりだから、要請を軽んじてしまうのだ。

 

いやいや、愚痴っても仕方ない。本題にいきましょう。今日は僕ら世代にという注釈つきながら誰でも知っている存在でなく、かつおっさんになった今でも楽しめそうなアルバムで選んでみた。ご興味のある方はぜひ巣篭もりを盛り上げてくだされ。そのセレクトが、オーストラリアの国民的なバンドだったINXS・インエクセスだ。

 

ロックシンガーってのはそれぞれに様々な武器を持って打ち込んでくる。声質だったり、圧倒的な歌唱力だったり、ルックスなんてのも十分に武器として成立する。で、インエクセスのスーパーヴォーカリストのマイケル・ハッチェンスの武器は切れ味だ。大谷翔平選手のカットボールくらいすごい。キレ勝負ヴォーカリストとして僕が最高峰に挙げる2人が、マイケルとJ・ガイルズ・バンドのピーター・ウルフである。こちらは「堕ちた天使」のヒットでご存知の方は多いだろう。バンド名は知らなくても、♪ナナナナナナのポップなメロディを知らぬ者はおるまい。

 

深夜のテレビ放送で観た。グラミー賞の放送だったと記憶しているのだが、検索では引っかからなかった (誰か教えて)。先日ボズ・スキャッグスネタでつぶやいた時にアルバムの1、2番コンビについて触れ、少し以前の広島カープの田中&菊池くらいすごいと評した、アルバム『KICK』の2番バッター (!?) の「ニュー・センセイション」が、この日目撃した曲だ。その映像はカミナリのごとく僕を撃ち抜いた。余談ながら、最近ではKing Gnuの「Slumberland」に、ブラウン管…もとい液晶でやられたのが記憶に新しい。これが収録されているアルバム『Sympa』もオススメですぜ。

 

おっとインエクセスのお話。何気なく観ていた映像から流れてきたイントロからすげ〜かっこよくて、ものすごくファンキーで気持ちいいったらない。そこに大谷投手並み (!?) にキレッキレッの歌が乗るともう興奮しかないぜ。1987年にリリースされた『KICK』は世界中でビッグセールスとなったが、国内での騒ぎは海外と比べると小さかった気がする。特に俺たち世代には縁遠いのではあるまいか。ロックは辛口という菊正宗な貴兄にオススメする。90年リリースの『X』とともにレコード棚に入れておくべし!!

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1件のコメント

  1. これ買いましたよ。Need you tonight のMTVをベストヒットUSAで観て「カッチョええ曲やん!」って一目惚れならぬ一聴き惚れ。独身時代、フルサイズのステレオで大音量で聴いてました…薄壁一枚のアパートで大変迷惑な話ですよね…(^^i)

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