東宝は、3D映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』を本日1月21日より公開する。
2005年に公開され、異例のロングランヒットを記録した『ALWAYS 三丁目の夕日』は、日本アカデミー賞をはじめ、数多くの賞を獲得した作品。その2年後には『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07)も公開され、前作を上回る大ヒットとなり、日本中を感動の渦に巻き込んだのは記憶に新しい。
その続編として公開される今回の『ALWAYS 三丁目の夕日’64』、物語の舞台は前作から約5年後となる昭和39年、東京オリンピック開催の年だ。昭和40年男が生まれる前年という、節目の年である。以前と変わらず、人情味あふれるやり取りが繰り広げられる夕日町三丁目の笑いあり、涙ありの心温まる物語が、オリンピックの熱気に包まれた三丁目の街でつづられる。原作は総発行部数1,800万部を超える大ベストセラー漫画『三丁目の夕日』(西岸良平作)。メガホンを取るのは、VFXの第一人者で、前2作を大ヒットに導いた山崎 貴監督である。
やはり気になるのはどのように3D化されたかという点。『アバター』と同じリアル3Dでの撮影を敢行し、人々の記憶にある時代、しかもたくさんの人が目にしているはずの光景を、3Dで再現するという難プロジェクトとなった。最先端のVFX技術を使って記憶の中の”昭和”を完全再現し、シリーズ初となる3D映像で思い出の昭和を描きだしているというから楽しみである。
三丁目の街並みや大通り、そして東京タワーに加え、オリンピック開会式の飛行機雲のほか、当時開通したばかりの『東海道新幹線』も登場。昭和40年男にとっても懐かしい。”三丁目の人々”を演じるのは、吉岡秀隆、堤 真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、そして薬師丸ひろ子らおなじみの豪華キャスト。ここに森山未來、大森南朋など、個性豊かな新キャストが加わる。もう一度、三丁目の住民たちと一緒に、泣いて、笑える本作、昭和40年男なら見逃せない作品だ。
[c]2012「ALWAYS 三丁目の夕日’64」製作委員会