るウチがちょっかいを出しているコーラスグループ、フォレスタのコンサートに久しぶりに出かけてきた。写真は開演前のステージで、おもしろいことにおそらくほとんどのホールはこのように「火の用心」を訴えている。完全禁煙の現代であり、どこから火が出るのか見当がつかないが、ホールにとって火事とはもっとも恐れることなのだろう。
会場となった東京武蔵野市の市民ホールは満席とはならないまでも、お歳を召した方々の熱気であふれていた。2時間にわたってたっぷりと聴けて、お客さんの心はさぞ晴れただろう。これこそ究極のコロナ対策だと思えるのは、お帰りになる方々の笑顔からだ。彼らのコンサート後は元気になれるから、杖が忘れものにあるほどだ。きっと寿命だって、コンサート1回で100日は伸びるだろうから年に4回以上通えば永遠の命が手に入る (笑)。皆さんもご両親にチケットをプレゼントしてはいかがだろう。日本の名曲やよくご存知のポップス、カンツォーネなどで構成されるから誰でも楽しめる。僕もお袋を招待したことがあり、すげー喜んでいた。
このつぶやきでご紹介を続けている、彼らを僕ら世代に理解いただくというミッションを自ら申し出た。その第1弾をリリースして、さあいよいよ5月より定期的に曲を入れていく。「宇宙戦艦ヤマト」に続く第2弾は、次号の発売日の5月11日にYouTubeでリリースする予定で僕のリクエストをブッこんでいて、同世代諸氏の「ほー、そう来たか」をコンセプトにセレクトしている。楽しみだ。
この日のコンサートでは、大きな拍手に何度も涙があふれた。まだまだ状況は厳しく、おそらく会場に足を運んでくださった方々も不安や家族の反対などの障害を乗り越えてきたことだろう。感染予防のためマスク着用で声援を送ってはならないから、その分の力が拍手に込められている。熱い、ものすごく熱い拍手である。熱狂と言っていいかもしれない。これは、みなさんの現状のつらさの裏返しなのだ。そう考えるから余計に泣けてくるおっさんだったのさ。この会場では若者だけどね (笑)。
p.s. まだご覧になっていない方は、見事なコーラスの「宇宙戦艦ヤマト」に元気をもらってくれっ!!