兄弟誌『昭和50年男』の最新号が昨日発売になった。10個違いとは言え、ぜひ手に取ってもらいたくつぶやかせてもらう。ちょうど10号の節目の号だから、いい成績で次の10冊に突入させたいんだよーん。
刺さらない記事があるのも否めないのは、10個も歳が違えばあたり前田のクラッカーである。たとえば、いまだにリクエストが多く寄せられる『昭和30年男』なのだが、僕にはきっと50年よりチンプンカンプンであり、とてもじゃないがリードできないから手を出せないでいる。同じ10個でも下ならば現象としては知っているから、少々手伝う程度には参加している。が、もうほとんど内容に口出しせずに作れる体制にできたのは、スタッフたちに感謝だ。
そしてもちろん刺さる記事もある。『昭和40年男』で大好きな企画の “ガツンとひと言。兄貴の説教” は、こちらでは時代に沿って “世界にはばたいたアニキ” になって連載中だ。このページが必見なんで、ぜひ立ち読みでもいいから付き合っていただきたい。登場したのはピーター・アーツだ。一世を風靡したK-1のまさしく立役者であり、その強さに僕は本当に痺れた。彼だからこそ語れるブームとその終焉を『昭和40年男』でもおなじみの、堀江ガンツが見事に書き上げているから必見だぞ。でね、写真もカッコいいのですよ。最新号の小泉今日子さんに絡めて何度もつぶやいた「顔ちっちゃ」で、メインカットも記事に合わせて必見だ。
他にも特集内で取り上げたオウム真理教関連の記事や、中田英寿さんを日本代表とベルマーレ平塚 (現在は湘南) で共にプレイした名良橋晃さんが語ってくれていたり、刺さりまくるページが満載だ。『スーパーマリオブラザース』はわからない同世代諸氏が多かろうが、震える記事が多いはずだからぜひっ!!