鈴鹿サーキットは、開場50周年のオープニングイベントとして「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」を2012年3月3日、4日に開催する。ここで星野一義、中嶋悟の2人によるF1競演が決定した。
鈴鹿サーキットは1962年9月に開場、2012年は50周年のアニバーサリーイヤーとなる。その最初を飾るイベントがこの「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」だ。鈴鹿を駆け抜けた伝説のマシン、ドライバー、ライダーが集結する予定だが、このイベントに星野一義がウイリアムズホンダFW11で、中嶋悟がロータス100Tで走行するという、昭和40年男にとって懐かしい往年のドライバーによる夢のF1競演が決定した。26年の時を経てついに実現するコラボレーションだ。
星野一義、中嶋悟、誰もがその名を知る日本を代表する元トップドライバー。2人の数々の名勝負はそのまま日本のモータースポーツの歴史と言っていい。その2人が世界最高峰のF1という舞台での対決は誰もが夢見たものだ。中嶋は87年日本人初のF1フル参戦を果たしたが、星野は日本一速い男として国内に君臨したため、再び2人が交わることはなかった。誰もが夢見たこの2人のF1競演が、鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デーの舞台で現実のものとなる。1986年のF2最終戦、JAF鈴鹿GPレース以来というビッグニュースである。
実は来年1月11日発売となる本誌最新号では、星野一義のインタビュー記事を掲載。4ページに渡って、現役時代、とくに今の昭和40年男と同じ46歳頃のエピソードを聞いている。それはそれは熱い話が盛りだくさんなので、こちらもぜひ見ていただきたい。