おはこんばんちはです。「S40ニュース!」をお送りします。
先週末、2021年 3月27日(土)・28日(日) の2日間にわたり、東京・秋葉原のベルサール秋葉原1Fホールで開催された「エムズファクトリー 熱血感謝祭 (2021春)」。我が『昭和40年男』のバックナンバーも販売!ということで、コチラのニュースでお知らせしておりましたが、無事終了いたしました。
で、昨日は『勇者ライディーン』のバイク「スパーカー」実車化計画を中心にフォトレポートをお届けしたんですが、そちらでだいぶ長くなったもので、いったん区切っての第2弾です。
今回の「熱血感謝祭」特設コーナーで『勇者ライディーン』とともにフィーチャーされていたのが、昭和40年男世代が夢中になった数々の特撮ヒーローを演じた、俳優・宮内 洋 氏!
3月28日(日) 13時からは、ご本人登場によるトークショーやサイン会が開催されるということで、会場には宮内さんの熱心なファンの皆さんが大勢詰めかけていましたよ~。
『仮面ライダーV3』(’73) の V3 こと風見志郎を皮切りに、『秘密戦隊ゴレンジャー』(’75) のアオレンジャーこと新命 明、『ジャッカー電撃隊』(’77) のビッグワンこと番場壮吉…と、錚々たる作品で二枚目ヒーローを演じてきた宮内さんですが、今回は『快傑ズバット』(’77) のズバットこと 早川 健 の衣装で登場!
それに合わせて特設コーナーには、レーザーディスクやムック、ポスターなどの関連アイテムが、今回の「熱血感謝祭」のために制作・販売されたグッズとともに展示されていました。
さてさて、今回のメインイベントとなったトークショーは、akiba.tvでも生配信されたので、そちらをご覧になった方もいるかもですが、せっかくなのでトークの様子をこれまた写真枚数多めでお届けしましょう。
開始時間の13時が近づくと、整列していたファンの皆さんが続々と入場、「熱血感謝祭」会場奥に用意されたトークショー用のスペースはあっという間に満席となり、立ち見も出る大賑わい。今なお熱い宮内さん人気をあらためてヒシヒシ感じちゃいました。
宮内さんの登場を今か今かと待ち望むファンの皆さん… ところが入場時の音楽の段取りに手違い(?) があったようで、 なんだかグダッとした幕開けに…(笑)。それでも、白いギターをかついで現れるや、すぐさま客席を盛り上げ、空気を作り上げる宮内さんは流石!
かくしてトークショーは、千葉県の銚子で過ごした宮内さんの少年時代、ヒーローを夢見て俳優を目指すことになったきっかけ、といったところからスタート。
小学5~6年生の頃に小林 旭の『渡り鳥』シリーズを観て「カッコいいな~! こんなのやってみたいな~!」とシビレていたため、『快傑ズバット』のオファーがきた時は「コレだ! コレができるのは俺しかいない!」と思ったとか。台本では具体的に書かれていなかった ズバット=早川 健 のキザが極まったキャラクターを演技によって作り上げ、自他ともに認めるハマり役にしていった、と語っていました。
秋葉原のとある店では 3万5千円のプレミア価格で売られているという ‘99年の自伝『ヒーロー真髄』を参照(?)してのクイズなども織り交ぜながら、様々な裏話が語られていき、ファンは終始ニコニコだったトークショー。
終盤には宮内さんが『快傑ズバット』の主題歌「地獄のズバット」を披露! 客席へと投げかけたコール&レスポンスでの「飛鳥ぁ~ッ!!」の声に逆にビックリしつつも(笑)、「コロナ、あっちへ飛んでいけ~♪ ズバッと参上! ズバッと解決!」と見事に熱唱!! 客席からは大きな拍手が巻き起こりました。
自分自身は「完全な三枚目。酒を飲むとひっくり返って三枚目半になりますけどね」とも言っていた宮内さんでしたが、ヒーロー役の名を次々に挙げて「キザですか?」と客席に問いかけていくと、拍手はどんどん大きくなり、最後の「宮内 洋はキザですか?」の質問で最大に! 「やっぱりオレはキザなのかな?」とお茶目に〆ておられました。
いや~、やっぱり流石! キザっぷりが見事に決まるカッコよさですね~!
…といったところで以上、「宮内 洋トークショー」のフォトレポートでした。
で、この模様は前述のとおりakiba.tvにて配信されたんですが、現在もYouTubeにアーカイブが残っていてまるまる視聴可能です。特撮ヒーロー好きの方はもちろん、あらためて興味を持たれた方も、キザ&お茶目な宮内さんのトーク、ゼヒ楽しんでみてください!
そうそう、最後に…『昭和40年男』のコ―ナーは宮内さんの展示コーナーのお隣で、こんな感じでバックナンバーを並べておりました。売れるほどキレイな状態の在庫は、もうこの辺りの号だけなんだそうです。
クレタオンラインショップでは引き続き販売中ですので「買い逃してた~!」という号がありましたら、完売する前にゼヒ! よろしくお願いしま~す。
(昭和40/50年男 “Web担当A”) ※文中一部敬称略