最新号について、昨日もFM世田谷で語らせてもらった。当然ながら、このつぶやきでもPR活動を繰り返す僕で、今日も大編集後記をお送りしよう。
山田久志さんの登場である。野球漬けだった俺たちにとって憧れの存在でり、今回の記事で当時の想いがよみがえり、それが間違っていなかったことに納得がいくような感動の4ページだ。と同時に、ご覧のページの次ページに掲載した現在の写真は、17個上の男のルックスとは思えない凛々しさだ。うーむ、こんなの無理と思いながらも、目標にしてがんばろうと課題を突きつけられてしまった。いやあ、参った。
明訓高校の里中 智と今回登場してくださった山田久志さんを参考に、誰しもがアンダースローにチャレンジしたはずだ。僕も例に漏れずだいぶたくさんの球数をほおった覚えがある。が、うまくいくはずがなくあさっての方にボールがいったり、お辞儀しながら吸い込まれるようにど真ん中にいく超が付くほどの打ちごろの球だったりしか投げられなかった。なんて日々がフラッシュバックだ。
それにしても、山田さんが活躍した頃の阪急ブレーブスは魅力的だった。親父が日本一早いピッチャーだとひいきにしていた山口高志さんに盗塁の福本豊さん、レフトで不動の4番打者の長池徳二さんなどなど、挙げたらきりがないほどの個性的で力のある選手が揃っていた。プロ野球カードを集めていた頃はまだタイガースにもカープにも目覚めておらず、阪急のカードが出るとすげーうれしかったのを記憶している。俺たち世代諸氏にはきっとブレーブスファンの方が多いのではなかろうか。
掲載された言葉の数々も重くてすばらしい内容だ (出たーっ、自画自賛)。インテリジェンスを感じさせる言葉ばかりが並び、そうそう山田さんの解説が大好きだった。品がよくて迫力もあるのは、珍しいタイプに感じる。頭脳の明晰さに野球で培った修羅場の経験がそうさせるのだろうなんて、ぬるま湯に浸かりきった僕は唸りっぱなしの4ページだった。こいつを読まないのは絶対に損だぜ。早くも週末がやってくる。日曜日は全国的に荒れるそうだから、家ごもりの準備にビールと最新号を手に入れておこう!!
あの当時の阪急はアストロ球団級に最強です!まわりのほとんどの巨人ファンが理解できなかった。