【S40News!】オールアルミボディのニューSL。


メルセデス・ベンツの高級オープン・スポーツカー『SL』がモデルチェンジした。

SLは、メルセデスベンツにおける2シーターオープンスポーツのフラッグシップモデル。ラグジュアリー性や快適性を重視したプレミアムロードスターとでもいえる存在で、5代目から搭載された電動格納式ハードトップ“バリオルーフ”が特長だ。

今回で6代目となるニューSLの最大のトピックスは、オールアルミボディだ。これによって『SL 500』で125kg、『SL 350』で140kgの軽量化を達成している。最高峰モデルとなる『SL 500』はV型8気筒4.7Lツインターボエンジンを搭載。最高出力は435馬力、最大トルクは700Nmを発生する。一方の『SL 350』はV型6気筒3.5Lエンジンを搭載。最高出力は306馬力、最大トルクは370Nmを発生する。トランスミッションは7速ATである。

ルーフは『バリオルーフ』を先代から継承するが、新たに透明・非透明に切り替えられるグラスルーフ『マジックスカイ』もラインナップされる。さらにワイパーブレードにウォッシャー吐出口を設けたり、オーディオの低音の共鳴空間として足下前面にボックスを設けたり、またリヤバンパー下に足を近づけるとトランクリッドが自動開閉するハンズフリー・アクセス機構を装備するなど、様々な新機構が搭載されているのも特徴。

欧州ではすでに受注が開始されている。現地価格はSL350が9万3534ユーロ(約950万円)、SL500が11万7096ユーロ(約1190万円)となっている。国内導入時期は未発表。


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