反省の2月、突進の3月!!

「クラムボンはわらったよ。」「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」~「それならなぜクラムボンはわらったの。」「知らない。」で始まるのは、宮沢賢治氏の傑作『やまなし』だ。小学生の頃、国語の授業で題材にされて、心の奥底にまでしみ込んだ気がした作品だ(こちらの青空文庫で読める)。大人になってふと思い出し、絵本になっているのを購入してたまに眺めている。いい作品とは永遠だなあ。

 

今日より新しい月が始まった。春がグーンと近づいたと感じる3月で、今日の東京はふさわしくポカポカだ。これよりは三寒四温を繰り返しながら、春本番から初夏へと向かっていくのだ。ウキウキしてくるけれど、去年の春に「来年は2年分の花見をしてやろう」との言葉を交わして我慢したのが、もう1年とはトホホではあるが、ともかく花は咲くからよしとしよう。来年こそ3年分の悔しさを込めてドッカーンといこう。そんな春の朝、12枚綴りのカレンダーの早くも3枚目のビジュアルがご覧のとおりカワセミで。冒頭でご紹介した『やまなし』を思い出した次第だ。物語でカワセミは、ほのぼのとしたカニの親子の日常に暗雲をもたらす悪役で描かれている。が、のちに知ったカワセミの美しいこと。もっとダークヒーローらしいルックスだと思っていた僕は、子供心に惚れ込んでしまった。と、今日から1ヶ月間大好きな鳥と過ごせることもウキウキさせくれる。

 

さてさて、次号の編集後記も書き終え、いよいよ最後の詰めの作業が続いていて、月間目標を手帳に書き込むのはどうやら明日になるだろう。2月の目標達成率は…、うーむ今日は作業が山積しているから考えないことにするが、明日は1人で大反省会になりそうだ(泣)。言い訳はできるが所詮言い訳でしかないということで、今月はバリッと取り戻さなければならぬ。

 

当然ながら発売月であり、毎号発売日に騒ぎが起こることを期待している。現在最新号の月に雁と見返り美人で作った表紙はなかなかのものだと自負しているが、次号は意外系でなくカッコいい表紙でお届けする。言いたいけれど情報解禁日までガマンガマンで、やはりこの時期は楽しみである。いつ解禁日にしようかな。このつぶやきにお付き合いいただいている方なら、僕が解禁日に指定する日にはある法則があることをご存知かもしれない。な〜んてことないか(笑)。

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