キリン食生活文化研究所は、「忘年会と鍋の楽しみ方」について調査を実施し、その結果を発表した。調査の対象となったのは20歳以上の男女。インターネット上で5,084名が協力した。
これによると、寒さを乗り切るために食べたい料理は「鍋料理・おでん」が89％で1位となり、2位の「スープ、味噌汁」の53.5％を大きく引き離した。日本人の鍋好き指向が調査結果に表れている。週1回以上、家で鍋を楽しむと答えた人は69％にのぼり、それを裏付けている。また、女性では「スープ類」、「シチュー」、「生姜の料理」も高いのがわかる。家で楽しみたい鍋は「おでん」、「寄せ鍋」、「すきやき」で、一方、お店で食べたい鍋は「しゃぶしゃぶ」、「もつ鍋」、「ちゃんこ鍋」の順となった。
また、「今年、忘年会に行きたいですか？」という問いに対しては「ぜひ行きたい」は全体で35％。40代は36％とほぼ平均的で、若い20代は43％と他年代に比べて高い数値を示す。しかしながら、「忘年会1回あたりの予算」は、昨年より46円ダウンの4,782円となり、景気の悪さが影響を与えていることが想像される。2006からは418円のダウンである。
すでに忘年会シーズン真っ盛り。あなたは今年どんな忘年会になりそう？