激しい1年を象徴するかのごとく、締めくくりの12月がスゴいことになっている。次号の発売が新年を迎えて11日で、冬休みと成人の日が絡んだ3連休を挟むため、逆算していくとぬぁんと、25日に僕ら編集部はすべての作業を終えなくてはならないのだ。ジングルベルの鈴が鳴り、日本中が幸せムードを迎えるクリスマスに僕たち編集部は佳境を迎えることになる。そんなもんには無縁な男ながら、さすがにちょっとつらいのは忘年会やパーティのお誘いである。仕事関係は断りづらいが、プライベートのものはすべて不参加とした。酒の席は断らないという家訓(!?)を破ってしまうほど、〆切とは残酷であり恐怖なのだある。それにしてもさみしい12月になってしまった。その分正月に弾けようと思っているから、見てろよ新年ってなんのこっちゃ。
ここ数年は忘年会が激減している。これまたさみしい話だが、接待費を切れる企業が減ったことで、とくにリーマンショック以降はガタンと減った。同じ会社のいろんな部署から誘っていただき、12月だけで3回もの宴を開いてくれるなんていい会社があった。ピーク時は1日に2本掛け持ちなんてのもちょくちょくあったし、1度だけ深夜スタートの席を含んでのトリプルヘッダーなんて凄い日も経験した。もう遥か昔のことような、夢のようないい時代だね。もっとも、相手企業の金を使って遊ばせてもらっていたわけだから、現在の方が健全なのだと考えた方がいいな。
それでも明日からは忘年会のピークで、取材日である金曜日以外はすべて埋まってしまった。そのスタートとなるのが、あらっ、明日は恒例の『浅草秘密基地』じゃありませんか。今年も残り3回となったバカバカしい宴に、ぜひ皆さん奮ってご参加ください。