昭和40年生まれの男たちは
なかなか大変である。
そう知ったのが今回の『昭和40年男』の創刊であった。
なんせ問題山積みの世代なのだ。
子供たちはいろいろな意味でお年頃だし
とにかく金がかかる。
人によっては成人病なんかが出始める時期でもあり、
また両親の介護が必要になったりする人も
いるのではないだろうか。
しかもここにきてのこの不景気である。
減給になったり
職を失ったという人がいるかもしれない。
一方で一番いいときを知っているのが
この世代でもあると思う。
いい、というとかなりの語弊があるが、
まあバブル絶頂期に社会人になって
まさにバブルを謳歌した世代だったのだろうと思う。
しかし、坂を転げ落ちるような景気低迷を見せている今、
そのツケを一番最初にくらっているような気もする。
その割に昭和40年男たちが元気な気がするのは
この世代がもともと持っているパワフルさのせいなのか、
カラ元気なのかはわからない。
しかし、今の日本を支える大きな担い手であることは間違いない。
そんな男たちを少しでも勇気づけ、サポートできるような
そんな世界を作っていければと思う。
本年もどうぞよろしくお願いします。
◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。