いきなりこんな画像ですみませんっ! これは編集部・まつざきの腕、ヒジから下の内側部分の写真です。血管注射などを打つあたりといえばわかりやすいでしょうか。1ヶ月ほど前からこのように左腕に細かい斑点状のあざができてしまいました。初めのうちはあまり気にしていなかったのですが、数日経っても全く消えず10日ほど経った頃には右腕にも同じようなあざが、ほぼ同じ箇所にできていました。痛くもなければかゆくもなく、腫れているわけでもかぶれているわけでもなく、毛細血管が内出血を起こしているような感じです。しばらく経つと、今度は太ももにも同様の症状が出て、更には手のひら(人差し指の付け根あたり)に今度は斑点状ではなく、打ち身などの時にできるような丸いあざができていました。ぶつけたわけではないのでもちろん痛みもありませんが、さすがにこれは何かあるのでは? と気になりこれらのあざの出現にはどういった原因が考えられるのかをちょっと調べてみました。
一般的に出血(内出血)しやすくなる原因としては、「血小板の減少」「経口抗凝固薬などの凝固を妨げる薬(抗凝固薬)の使用」「肝疾患」が考えられると言われているようです。抗凝固薬(ヘパリン、ワ-ファリンなど)は服用していないので、考えられる原因は血小板の減少か肝疾患? いずれにしてもこのまま放っておいていいのかとちょっと気になるところですが、小さな斑状出血(のように見える)は、毛細血管が拡張して皮膚や粘膜で見えるようになっている可能性もあり、そうだとすれば毛細血管拡張症ということも考えられるようです。ちょっと気になるのは、若干ですが手掌紅斑(手のひらの親指付け根と小指付け根が赤くなる症状)っぽい感じも出ているので、肝機能が低下しているのかも…という懸念も。目立った体調不良はなく、鼻血や歯ぐきからの出血など目に見える出血もないため、血小板減少による病気の兆候ではないとは思いますが、素人判断はよくないのでこれ以上症状が拡がるようであれば、一度検査をしてもらった方がいいかなと思っています。腕や脚の見えるところに内出血が出ている分にはまだいいですが、もし同じことが脳で起こっていたら…それはちょっと怖すぎますから。
歳をとると血管はもろくなる
さすがにまだ老人性紫斑病というわけではないと思いますが、皮膚や血管がもろくなっているとあざはできやすくなるといいますので、来年還暦を迎える歳にもなれば、考えたくはありませんが単純にそういう原因もあり得ます。仮にそうだとするならば特に治療の必要はないようですが、それもあまり喜べませんね(汗)。最近は時々家事がきついと感じることもあって、昨日の日曜日も床の拭き掃除をしていたら息が上がってしまいました(笑)。掃除機をかける、洗い物をするなど立った状態での作業は全然平気なのですが、しゃがんで床を拭くというのは結構体力を使うことをあらためて実感しました。だからといって拭き掃除ロボットは買いませんよ! これ以上家事を機械任せにしてしまったら、本当に能力も体力も退化してしまします。洗濯は洗濯機がしてくれるし、衣類乾燥機を使うので干したり取り込んだりする労力も必要ありませんから。便利が当たり前の世の中ですが、それに慣れてしまうことはある程度の年齢になると、身体を衰えさせる原因にもなっているようなので、家事もやれることは意識して手作業でやった方がいいかもしれません。
少しの変調にも気を配ろう
ただでさえ出不精な方なので、外出自粛を求められるまでもなく、もともとあまり出歩かない生活が普通でした。「時代が私に追いついた」なんて冗談めいたことを言っていましたが、この1年でしっかり老化を加速させてしまったような気がします。おそらく腕のあざも、こうした生活環境の変化で積み重なった運動不足も原因のひとつかもしれません。睡眠と食べ物、身体を冷やさないということにはかなり気を遣っている方だと思っていましたが、運動不足は肝機能を低下させる原因とも言われていますので、閉じこもってばかりいてはだめです。3月には健康診断を受けますが、こんな調子では今年の結果は一体どうなることやら…。今年ほど受診前に自信がもてない健診はなかったような気がします。この1年、仕事環境や生活環境などが変わって気づかないうちに身体が変調をきたしているかもしれません。わずかな変化に気づくことで防げる病気もあると思いますので、ぜひ皆さんも毎日セルフチェックをして、今以上に自分の体調の変化に気を配ってみてください。