おはこんばんちはです。昭和40年男向け「S40ニュース!」をお送りします。
J-POPと歌謡曲、和とオリエンタルを融合させた独自の世界観を展開、人気ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で密着取材され話題を呼んだシンガーソングライター・蘭華。本誌フクヘンTB推薦盤として、昨年10月発売の両A面シングル「ねがいうた/愛を耕す人」をこちらのS40ニュース!でも紹介しました。
件の両A面シングルに収録された「愛を耕す人」は、アフガニスタンの地域医療や緑化事業に貢献し、2019年12月に現地で凶弾に倒れたペシャワール会現地代表・中村 哲 医師の生き様に感銘を受けた蘭華が、彼に捧げた鎮魂歌でした。
そして中村医師の訃報から1年を経た2020年12月26日(土) 、「『愛を耕す人』チャリティーコンサート」が、敬虔なクリスチャンだったという彼を偲んで日本キリスト教団「東美教会」にて開催されました。
天国の中村医師へと向けられた蘭華の歌声によって “会場全体が「祈り」の讃美歌を捧げられているような感覚に包まれた” という、この一日遅れのクリスマス追悼コンサートレポートが届けられました。興味を持たれた方は、以下にまとめられた詳細をぜひご覧になってみてください。
(昭和40/50年男 “Web担当A”)
[以下、ニュースリリース より]
天国に届けたい! シンガーソングライター 蘭華ペシャワール会 中村 哲 医師に捧げる「愛を耕す人」追悼コンサート開催!
ファーストアルバム「東京恋文」が日本レコード大賞企画賞を受賞したシンガーソングライター蘭華が、昨年12月にアフガニスタンで凶弾に倒れたペシャワール会現地代表の 中村 哲 医師へ捧げる追悼チャリティーコンサートを日本キリスト教団「東美教会」にて、100名の客席を半分にしたソーシャルディスタンスを施して開催した。
アフガニスタン国内での地域医療や緑化事業に貢献し、砂漠を緑のオアシスに変えた 中村 哲 医師。多くの人々の命と未来を救った氏の功績と生き様、志に感銘を受けた蘭華が、昨年末、一日で書き上げた「愛を耕す人」が話題となり、10月7日に両A面シングル「ねがいうた / 愛を耕す人」として、徳間ジャパンコミュニケーションズよりリリースされた。
発売初週のオリコン総合ランキングでは33位。演歌歌謡ランキングでは4位を記録し、10月30日付け演歌歌謡ランキングでは1位を獲得するなど好調なセールスを続けている。
今月4日で、中村 哲 医師の訃報から1年を迎え、様々な想いが去来する中で、こんな素晴らしい活動をされていた方がいらっしゃったこと、平和と発展への願いを繋いで種を蒔き、その人生をかけて愛を耕し続けた氏の存在をいつまでも忘れてほしくないとの想いで、敬虔なクリスチャンであった中村医師を偲び、会場を教会に設定したという。
「愛を耕す人」の命の尊さと無償の愛を伝える詞の世界は、天国に届けられた永遠のクリスマスソング。クリスマスを待たずに天国に召されてしまった中村医師への祈りを込めた鎮魂歌であり、平和を求める全ての人々へのねがいうたである。
当日は、冒頭に牧師の挨拶と 中村 哲 医師にまつわるメッセージからスタートし、1曲目に中村医師に捧げた鎮魂歌「愛を耕す人」を、金益研二氏の優しく奏でるピアノをバックに天国へ届けるかのように熱唱。その美しく切ないメロディーと魂が込められた歌声に、会場のあちらこちらですすり泣きが聞こえ、会場全体が「祈り」の讃美歌を捧げられているような感覚に包まれた。
蘭華の美しく透明感溢れる歌声が厳かな教会の天井高くに響き渡り、ニューシングルのカップリング曲でコロナ禍に生まれた日々を一生懸命に生きるすべての人達へ贈る応援歌「あなたに愛されて」や、ファーストアルバム「東京恋文」とセカンドアルバム「悲しみにつかれたら」からも、今春102歳で他界した祖母の愛の人生を歌った「愛の遺産」や、フランスを舞台にした「懺悔の裏窓」、俳句を詞の中に織り交ぜた「美しき人生」、1日遅れのクリスマスソングメドレーや「愛の讃歌」などのシャンソンメドレーなどバラエティ豊かな全12曲を歌唱した。
アンコール曲は5年前にリリースしたデビュー曲の「ねがいうた」で、今回のニューシングルには新録バージョンを収録。この曲は、ライブでは毎回欠かさず歌い続けてきた蘭華の代表曲で、恩師や支えてくれた人達への感謝の気持ちを歌った名曲だ。今回の教会でのコンサートは、時折涙を堪えながら熱唱する蘭華の姿から、中村 哲 医師に捧げる特別な想いが切々と伝わる内容で、コロナ禍で希薄になりがちな人しての優しさや命の尊さを、曲を通じて体感できた。また、チャリティーコンサートとしてチケットの収益がペシャワール会に寄付され、会場にはペシャワール会への募金箱も設置された。コロナ禍での開催に、勇気と希望の歌を届けた蘭華のパフォーマンスは、会場にいる観客達の心に深く寄り添い、明るい未来への希望を抱かせたことだろう。2021年もシンガーソングライター蘭華の活動に大いに注目したい。
◆蘭華コメント
昨年は曲が一曲も書けなかった私ですが、ニュースから流れてきた、遠い異国の地、アフガニスタンで自分の命をも顧みず、多くの人々の命と未来を救った中村哲医師の活動を知り、その功績と生き様、志に感銘を受けて、一日で書き上げた作品が「愛を耕す人」です。今世界はコロナウイルスの蔓延により、世界中で多くの人々が尊い命を落としています。中村医師への鎮魂歌として書いたこの曲を通じて、命の尊さと大切さを少しでも感じて頂けたら嬉しく思います。そして中村医師の様に、全ての命を守るため、このウィルスと闘っておられる世界中の医療従事者の皆さん、最前線で働いておられる全ての皆さんに対し、感謝と敬意の気持ちを込めて、これからも届けていきたいと思います。
コロナ禍で今年は歌のステージがすべて中止になりましたが、一年の終わりに、このような追悼コンサートが開催できたことを、心から感謝しています。
12月26日(土)蘭華「愛を耕す人」チャリティーコンサート
セットリスト
M1 愛を耕す人
M2 クリスマスメドレー
M3 あなたに愛されて
M4 愛の遺産
M5 メランコリック
M6 懺悔の裏窓
M7 シャンソンメドレー
M8 ピアノソロ
M9 ピアノソロ
M10 美しき人生
M11 ともしび
M12 大地の祭り
An1 愛を耕す人
An2 ねがいうた
[シングル作品情報]
ニューシングル「ねがいうた / 愛を耕す人」
2020年10月7日(水)発売!
「ねがいうた」「愛を耕す人」「あなたに愛されて」カラオケ含む全6曲収録
¥1,227+税 TKCA‐91307
[蘭華プロフィール]
出身: 大分県
趣味: 温泉巡り / 旅行 / 俳句 / アート鑑賞 / 寄り道
特技: 出雲観光大使、温泉ソムリエ、書道七段美しく透明感溢れる歌声と、日本文学や和の心を表現した詩の世界、J-POPと歌謡曲を融合させ、二胡や和楽器、民族楽器をサウンドに取り入れたオリエンタルな世界観が、幅広い世代から注目の癒し系シンガーソングライター。
2015年、人気作家よしもとばなな原作の映画『海のふた』主題歌を収録した両A面シングル「ねがいうた/はじまり色」でメジャーデビュー。
2016年、蘭華が全曲の作詞/作曲を手掛けた1stアルバム「東京恋文」が、『第58回 日本レコード大賞企画賞』を受賞。2018年、2ndアルバム「悲しみにつかれたら」をリリース。2020年には、ニューシングル「ねがいうた / 愛を耕す人」をリリース。現在 J-POP、アニソン他、様々なジャンルのアーティストへの楽曲提供を行い、作家としても活動している。
[レギュラー]
エフエム出雲「大好き出雲♡蘭華の歌縁」
毎週日曜 22:00~22:30
DARAZ FM「蘭華の歌縁」
毎週金曜 23:00~23:30、毎週土曜 20:00~20:30(再放送)全国コミュニティFM 91局ネット「大石吾朗 Premium G」アシスタント
毎週日曜 18:00〜18:55
蘭華オフィシャルウェブサイト http://rankaweb.net
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