あけましておめでとうございます。
昭和40/50年男の “Web担当A” でございます。本年もよろしくお願いいたします。
昔のテレビは『新春かくし芸大会』をはじめお正月ムードいっぱいの番組やCMが多くて、アイドルも華やかに晴れ着で登場、少なくとも三が日はおとそ気分で過ごせたように思うんですが… 近年そういうムードは元旦ぐらいで割とすぐ通常運転。ちょっとさびしさを感じたりしております。
今年はコロナ禍の影響もあって余計に…なんでしょうが、ドラマの一挙再放送だとかそんなのもやたら多いですよね。あぁ、でも ’80年代の終わり頃だったか映画『猿の惑星』シリーズ全作をやたら放送した時があって、アレはよかったなァ…。
…などと、どうでもいい前置きを長々とスミマセン。
昭和40年男向け「S40ニュース!」でございます。
2020年大晦日の第71回『NHK紅白歌合戦』に24年ぶりに出場し「田園」を披露した玉置浩二。日本一とも言われる抜群の歌唱力、オーケストラをバックにした圧巻のパフォーマンスは今回の紅白のMVPとの声も高く、大いに魅了されたという方も多いことでしょう。
そんな玉置浩二が、本日 2021年1月3日(日) 20時より、WOWOWに登場。
『玉置浩二 Chocolate cosmos ~恋の思い出、切ない恋心』と題し、昨年11月に東京・セルリアンタワー能楽堂で収録されたオリジナル番組が放送されます。能・狂言など日本の伝統文化を発信する聖地から、和装姿で数々の名曲を歌い上げます。
三が日の〆の夜、和の歌神も宿した玉置浩二の歌声に聴き惚れてみては? 詳細は例によって以下のリリースをご参照ください!
(昭和40/50年男 “Web担当A”)
[以下、WOWOW ニュースリリース より ※2020/12/29付]
2019年、玉置浩二は積極的なコンサート活動を行った。春には2015年に始動した交響楽団とのシンフォニックコンサートツアーを展開。夏から秋にかけては「LA VIE」と題した全国ツアーを敢行。全国各地で “生への賛歌” を歌った。
11月には安全地帯として初の甲子園球場コンサートを開催。約3万8千人の大観衆と音楽で共感し合う姿はとても感動的だった。そして、12月は全国クリスマスディナーショー。
彼は1年を通じて日本全国に愛に溢れた歌を届けた。
明けて2020年、人類を襲ったCOVID-19の猛威。世界中で音楽イベントが中止となる中、玉置もコンサート活動を断念せざるを得なくなった。その分も、彼は実に6年振りとなるニューアルバムのレコーディングに向き合った。
完成したアルバムのタイトルは『Chocolate cosmos』。「恋の思い出、恋の終わり」を意味する花言葉だ。彼はこれまで幅広いアーティストに提供してきた楽曲に新たなアレンジを施し、自ら歌に息吹を込めた。この作品は、彼のメロディメーカーとしての真髄、ヴォーカリストとしての凄みを満天下に示す1枚となった。寒さが増し北風が吹く11月25日。ニューアルバム収録楽曲とこれまで発表してきた名曲を歌うオリジナル番組収録が行われた。場所は、東京・セルリアンタワー能楽堂。能・狂言など日本の伝統文化を発信する聖地だ。
誰一人観客のいない会場。暗闇に包まれた舞台。ピアノと弦楽器の優しい調和(cosmo)。渡り廊下のような橋掛かりには三本の松が描かれている。
和装姿の玉置浩二はその前をゆっくり歩き、檜で作られた舞台へと向かった。
冒頭に歌われたのは、1993年に発表した2枚目のソロアルバム『あこがれ』に収録された「終わらない夏」。失った恋の思い出に身を焦がす切ないバラードだ。伸びやかに、そして心を震わせながら。冒頭から圧巻の歌声を披露する。
2曲目は竹中直人に提供した「ママとカントリービール」。亡くした母への郷愁を描いた歌に、自らの想いも重ねて歌う。続く「僕は泣いてる」では、胸に抱き締めた想いが歌に乗せて明かされる。
歌い出しでスキャットを決めた「泣きたいよ」は、鈴木雅之に提供した楽曲。アルバム『安全地帯Ⅳ』収録曲「消えない夜」、KinKi Kidsに提供した「むくのはね」。そして、安全地帯名義で発表した「雨」。時代を超えて玉置が紡いだ芳醇なメロディーが、自身の歌声によって瑞々しさを増していく。舞台正面奥の鏡板には奈良県春日大社の影向の松の絵が描かれている。由緒ある松を背に歌う彼の姿には、威風堂々とした品格が漂っていた。
暫しの余韻の中場内が暗転、楽器の調律音だけが聞こえてくる。極みへ向かう前の儀式の様なあしらいだ。舞台に光が射し、更衣(ころもがえ)した玉置の姿が浮かび上がる。歌われたのは「愛を伝えて」。ここから安全地帯の至極の2曲が続く。「君がいないから」での熱唱という言葉では言い尽くせないほどの絶唱。畳みかける様に「夢の都」へ。息を呑むほどの見事な歌がそこにあった。最後に歌ったのは、韓国出身の歌手Ryuに提供した「Winter Leaf ~君はもういない」。永遠に冷めることの無い余韻が胸に残った。
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とてもいい番組でした。
神々しい玉置さんは、能楽堂の雰囲気にピッタリでした。
御誌でこの番組をレポートしてくださり感謝しています。これからも昭和40年男を愛読させて頂きます。