貴重な原画の数々に “宇宙のファンタジー” を体感!「長岡秀星 回顧展 SPACE FANTASY」明日12/27まで! 駆け込みフォトレポート[1]

おはこんばんちはです。昭和40年男向け「S40ニュース!」をお送りします。
 
以前もこちらのニュースでお伝えしたのですが、イラストレーター・長岡秀星 の没後初の回顧展となった「長岡秀星 回顧展 SPACE FANTASY -透明な宇宙を求めて-」が開催されました。ご覧になった読者の方もいらっしゃるでしょうか?
 
プラチナディスクを受賞した Earth, Wind & Fire のアルバムカバー (レコードジャケット) をはじめ、昭和40年男世代にも “懐かしい未来” として原風景のように記憶されているSFグラビア的な世界と ’70~’80年代のディスコティックなムード、そして神秘主義が融合したその作品は、まさに “宇宙のファンタジー” を感じさせる唯一無二のものと言ってよいでしょう。
 
今回の展覧会はもう明日、2020年12月27日(日) にて会期終了となってしまうのですが… 概要については、冒頭でリンクした以前の記事をご覧いただくとしまして、こんなスヴァラしい展示でしたよ~ということをお伝えすべく、会場の雰囲気をまとめたフォトレポートをお送りしてみたいと思います。

▲東京・代官山ヒルサイドフォーラムで開催。副題 透明な宇宙を求めて” に合わせてか、ガラス面に展覧会タイトルが
▲入場後すぐのスペースに設置された展覧会イントロダクションと長岡秀星のプロフィール。今回の展覧会でも展示されている、Earth, Wind & Fire のベストアルバムのポスター用に描かれた作品 (’82) がベースになっている
▲順路の最初に位置する第一の展示室の様子

実は以前、『昭和40年男』本誌 vol.49 『パストフューチャー 〜俺たちの憧れた未来〜特集の「“未来” の原体験 少年誌のSFパノラマ。」という記事で、長岡秀星氏が描いたグラビア記事を転載しておりまして、そのご縁で奥様の長岡徳子氏から今回の回顧展にもお誘いいただきました。
 
徳子氏いわく、そもそも秀星氏は2015年に亡くなられる前、作品を網羅した画集の出版を計画し準備を進めていたとか。今回展示されたのも膨大な作品群のあくまで一部であり、まだまだ長岡家で保管されているものも多数あるということで、それらもいずれ展示の機会を持てればと考えているそうです。
 
N〇Kの〇曜美術館みたいなタイミング(?)で恐縮ながら、もしこちらのレポートを見て、駆け込みでも行ってみたい!という方がいればゼヒ… 今後の応援の気持ちも込めつつ、会場を訪れてみてください。
 
会場は東京・代官山ヒルサイドフォーラム (東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟)、開会時間は11:00~20:00 (入場は19:30まで)、入場料は当日一般1,700円となっています。なんと展示の写真撮影&SNSアップOKという太っ腹! さらに画集、ポストカードブックなども販売されています。
 
…といったワケで、以下は写真+キャプションの形になりますが、ご覧くださいませ~。

▲『JUST BLUE / ブルーの世界へ』(’78) … 仏のディスコグループ・Space の同名1stアルバム用に描かれた作品
▲『CROSS-SECTION OF SPACE SHUTTLE』(’83) … こちらは実際に建造されたNASAスペースシャトルの断面図
▲『SPACE SHUTTLE』(’70) … 渡米後わずか3ヶ月で雑誌『West』の表紙を飾り、全米の注目を集めた作品。スペースシャトル計画のモノクロ想像図を基に描かれた

▲階段を上った先、第二の展示室の様子
▲展示空間のミラー状の壁面がこれまた実にスペーシー!
▲『DROID SISTERS / ドロイド・シスターズ』(’85)
▲『SPACE FLOWER : WOMAN ON THE STAR / 星の女たち』(’87) … 今見るとクローン綾波レイを思わせる?
▲『CELL / セル』(’83) … 雑誌の表紙をかざった作品。パーソナルコンピュータ時代の到来!
▲順路最後に位置する開けた展示空間
▲長岡秀星が手掛けた様々なアーティストのアルバムカバー (レコードジャケット) が並ぶ
▲『TSUKUBA EXPO ’85 / つくば科学万博』シリーズ(’85) …  政府テーマ館でのプロジェクター映像に使用された作品群
▲『POSTER OF TSUKUBA EXPO ’85 / つくば科学万博 ’85 のポスター』(’85)

→フォトレポート[2] に続きます!

(昭和40/50年男 “Web担当A”)
 
 
[以下、長岡秀星 回顧展 実行委員会 ニュースリリース より ※9/23付]

■展覧会概要
展覧会名    : 長岡秀星回顧展 SPACE FANTASY -透明な宇宙を求めて-
会期      : 2020年12月8日(火)~27日(日) 会期中無休
会場      : 代官山ヒルサイドフォーラム
          東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
開会時間    : 11:00 – 20:00 (入場は19:30まで)
主催・企画   : 長岡秀星 回顧展 実行委員会
協力      : 長岡徳子、株式会社なかはら、Hillside Terrace
公式ウェブサイト: https://www.bsfuji.tv/shusei_nagaoka/
入場料     : 【前売】一般1,500円/大高生1,200円/中小生600円/
              ポストカードセット付 2,000円
          【当日】一般1,700円/大高生1,400円/中小生800円
          入場チケットについては特設サイトにて。
          https://eplus.jp/nagaokasyusei/

※会場内混雑緩和のため、前売チケットは時間帯/曜日によって
 <日付・時間指定>とさせて頂きます。
 

 


 
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1件のコメント

  1. 長岡徳子様        実は私達夫婦は
    50年前,長岡秀星ご夫妻と同時期にロスに住んでいました。(1972-2015)そして偶然にも1978
    年製作のレコードジャケットの原画を所有して
    アメリカから持ち帰っています。是非なにかの
    機会にお見せしたいと思います。懐かしいと
    思います。

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