株式会社世界文化社は2020年12月19日(土)に書籍『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』を発売いたします。
<推薦帯のコメント>
■「『マタギ』は30年位したら『マンガで学ぶ文化遺産』みたいな感じで読まれる」
――里中美智子氏■「故郷に帰ると『矢口高雄先生くらいにならないと』とよく言われた」
――きくち正太氏■「自然の風景を描く際には『釣りキチ三平』を傍らに置いて参考にしてきた」
――東村アキコ氏
「ガマンだガマン ここ一番が踏ん張りどころ 暗い闇夜も必ず明ける」(本文より抜粋)戦後75年、東京五輪が開かれる節目の年だったはずの2020年は、図らずも新型コロナウイルスの感染拡大で様相が一変した。『釣りキチ三平』で知られるマンガ家、矢口高雄は、故郷である秋田県横手市の依頼で、広報誌「市報よこて」の表紙用に、このメッセージを添えたイラストを描いた。5月15日号で掲載され話題を呼ぶ。2020年にプロデビュー50年を迎えた矢口は、ほぼ同じ年月を故郷から離れて久しい。『釣りキチ三平』の連載が「週刊少年マガジン」(講談社)で始まったのは1973年で、すでに45年以上が経過している。それでも「三平くん」は、子供から大人まで、誰もが知っているキャラクターだ。このイラストは矢口のツイッターでも紹介され、約2万7000人ものフォロワーをはじめ、多くの人の心を勇気づけた。
『釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝』
■著者 : 藤澤志穂子
■発売日: 2020年 12月19日(土)
■定価 : 1,600円+税
■発行 : 株式会社世界⽂化社
<目次>
【第1章】80歳のツイッター
【第2章】断捨離と復活
【第3章】「三平」の原風景
【第4章】地方の時代
【第5章】「エッセイ漫画」の境地 ~秋田の足跡
【第6章】マンガ家たちとの邂逅
【第7章】「名伯楽たち」との縁
【第8章】描きたかった郷愁 ~作品の魅力
【第9章】横手市増田まんが美術館
<著者プロフィール>
藤澤志穂子
元全国紙経済記者。学習院大学法学部政治学科卒、早稲田大学大学院文学研究科演劇専攻中退。米コロンビア大学ビジネススクール客員研究員、放送大学非常勤講師 (メディア論)、秋田テレビ (フジテレビ系) コメンテーターなどを歴任。著書に「出世と肩書」(新潮新書、2017)。東京都出身。
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