【S40News!】ポルシェ・パナメーラGTS 登場。

ポルシェ ジャパンは、日本時間の11月17日にLAモーターショーでワールドプレミアを果たした新4WDグランツーリスモ『パナメーラGTS』の予約受注を11月30日(水)より開始すると発表した。

ポルシェのラインナップの中で最もスポーティなモデルとなる『パナメーラGTS』。GTSとは、1963年に誕生した伝説のモデル『904カレラGTS』で初めて冠せられて以降、ハイパフォーマンスモデルにのみ与えられている、ポルシェにとって特別な称号だ。『パナメーラGTS』には、強化されたブレーキ、10mm低い車高、そしてエアサスペンションとポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)により最適化されたシャシーなど、その称号に相応しい装備がほどこされており、実用性を犠牲にすることなく、サーキットレベルの優れた走りを実現しているという。また、特別なエンジンサウンドや特徴的なフロントエンドに加え、ブラックのコントラストが与えられており、特別感をアピール。また、インテリアでは、スポーツシート、シフトパドルを備えたスポーツデザインステアリングホイールがスポーツカーらしさを演出している。

4.8Lの排気量をもつV8エンジンは、『パナメーラS』と比較して30馬力アップの最高出力430ps/6,700rpm、最大トルクは20Nmアップの520Nmに増大した。また、トランスミッションには定評のあるPDKと呼ばれる独自の2ペダルMTを採用。トルコン式ATの快適性と、レーシングカーで使われるシーケンシャルミッションのようなシャープなシフトチェンジを両立したもので、もはや速さでも快適さではマニュアル式トランスミッションを完全に凌駕したといわれるほどのトランスミッションである。日産GT-Rや、アウディのDSGなど、デュアルクラッチ式の2ペダルMTの進化は本当に著しいものがある。また、前後のトルク配分を0:100〜100:0までコントロールできる独自の4WDシステム・PTMがパワーを途絶えることなく路面に伝える。静止状態からわずか4.5秒で100km/hに達し、最高速度は288km/hという超高性能を発揮しながらも、燃費は約9.2km/Lと発表されており、すぐれた燃費効率をも謳われている。

この『パナメーラGTS』は、12月3日より開催される東京モーターショー2011にて展示されるとのこと。スーパーカーファン、ポルシェファンにとっては見逃せない一台だ。


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