寒くなってくるとついつい動きも鈍くなりがち。背中も丸くなって、お腹もぽっこり…なんてことになっていませんか? そこで、おすすめなのが「タオルのせウォーキング」。 お家の中でもできる簡単で効果的なエクササイズ(?)です。わざわざ時間を決めてやるというよりも、「家の中にいる時は頭にタオルをのせておく」という感じでもいいでしょう。家事などをする時はさすがに落ちてしまうと思うのでちょっと難しいですが、それ以外の時など、なるべく頭の上にタオルをのせておきましょう。その状態でタオルを落とさないように家の中を歩いているだけで、自然と背筋も伸びているはずです。ただし、何も言わずにこっそりやっていると家族に怪しまれますから、「タオルのせ」が健康法のひとつであることをきちんと説明してから実行しましょう(笑)。
無意識のうちに腹筋を鍛えよう
やり方はとても簡単、文字どおり、ハンドタオルほどのサイズのタオルを小さく折りたたんで頭の上にのせて歩くだけです。頭の上にタオルをのせ、落とさないように歩くことで、無意識のうちに姿勢がよくなり、腹筋と背筋を同時に鍛えてくれるのだそうです。上半身が安定し、身体の内側の筋肉使って歩くようになるので、脂肪が燃焼しやすくなり、ぽっこりとしたお腹も引き締まってくるかもしれません!
歩く時のポイントとしては、足を着く時につま先を30度くらい上げて着くことが大切です。べたべたと歩くより、自然とバランスを保とうとする力が働き腹筋を鍛える効果につながるのです。外ではちょっと抵抗があると思いますが、家の中なら何も恥ずかしいことはありません! 堂々と頭の上にタオルをのせて楽ちんエクササイズを楽しみましょう。
指先に刺激を与えて疲労回復
お手軽な健康法をもうひとつ。手軽に疲労回復効果が得られるという「指ヨガ」で、疲労を回復させ内臓の機能を取り戻しましょう。指には全身の反射区があり、押すことで身体中に刺激が伝わって内臓が活性化すると言われています。疲れたなと思った時に、ほんの数回でいいので以下の動作を試してみてはいかがでしょうか。
①指と指の間を広げて、両手の指同士を合わせます。まずは親指を強く押し合いながら、鼻でゆっくり3回呼吸します。
②親指から、人差し指、中指、薬指、小指まで順番に押し合う動作を行い、最後に全部の指を同時に押し合います。
いかがですか? これならお家やオフィスで、ほんのちょっと時間があれば簡単にできてしまいます。ちょっと疲れたなと感じた時にぜひ「指ヨガ」をやってみましょう!
苦痛を感じることなく腹筋を鍛えることができたり、指を押し付け合うだけで内臓が活性化するなんて、がんばらないで健康になりたい(私のような)人にはうってつけ! コロナによる自粛でなんとなく体調がすぐれないという人も、この機会に自分なりのお手軽健康習慣を見つけてみてください。