日曜といえば、ビールと『昭和40年男』ですな。って昨日と一緒じゃん。まあまあ、これまた昨日と一緒で発売後のつぶやきは大編集後記じゃ。
編集会議で日本のロックをやろうと言い出したのは僕だ。実は毎日垂れ流しているこのつぶやきは、時として重要なテストになることがある。今回そのように機能したのがアン・ルイスさんについてのつぶやきで、大きな反響を得たことだった。知る人ぞ知る通好みなのでなく、誰も知ってるメジャーだった方々をメインに組もうと思いついたのだ。すると副編の竹部も大盛り上がりで発進してくれたのだ。その会議の席上で僕は「リューベンはマストだよね」と言ったことも、今回の企画の方向性を示唆しているじゃないか。
彼の記事が4ページにもわたって成立して、面白い構成にできるのはさすが『昭和40年男』である。つまり、その読者さんたちのおかげである。テレビで人気者として活躍した期間は短いものの、僕らの記憶にあまりにも強烈である。ドラムを叩きながら歌うものすごくかっこよく、ロックミュージシャンを感じさせてくれたのがリューベンさんだった。
叩きながら歌う姿に、女子だけでなく痺れた男も多かった。古くは♪おいらはドラマーに代表されるように、男らしさをアピールするにはギターやベース、ましてやピアノよりも絶好のアイテムだ。原田さんと同レベルの高い水準のルックスながら、男らしさを強く感じさせるのはやはりそのスティックさばきにあった。ドラミングだけでなく、クルクルと回すのも男を虜にする重要なテクニックだ。
記事には当時の意外な事実が多く、必読の内容になっている(って、全部だけど)。とくに、亡くなったジャニー・喜多川さんとのくだりはちょっといい話だ。10個上の先輩で、よくよく考えるとこの特集のpart1を構成した5人のうち、3人が昭和30年男だ。ウンウン、10年先輩だからこそ俺たちを導いてくれたのじゃな。そんな兄貴たちの人生の1ページを垣間見られる『昭和40年男』のvol.64はやはり買いですな(笑)。
さてこれよりはさらなるPRだ。『昭和40年男』はコーラスグループの「フォレスタ」をプロデュースしていく。その第1弾動画がこれなんで、ぜひお付き合いいただきたい。曲は「宇宙戦艦ヤマト」だ。