パイオニアは、自転車で気軽に楽しく街を散策(ポタリング)するための自転車専用サイクルナビゲーション『SGX-CN700』、通称『ポタナビ』を2012年春に発売する。価格はオープンで予想価格は4万円前後。
環境や健康への意識の高まりや街歩きブームに合わせ、自転車を楽しむ人が増えている。とくにスポーツタイプの自転車が増加しており、この手のスポーツサイクリストの数は、国内で約300万人とも推定されているという。
『ポタナビ』は、道案内やルート探索といった従来の自動車用カーナビの延長線上ではなく、自転車ユーザーの“気楽に自由に”行動したいというニーズに応えた、ポタリングをより楽しむ為の機能に特化したモデルだとしている。ポタリング中に寄り道をしても目的地を見失わないように、内蔵GPSで把握した自車位置と、目的地・出発地をラインで結んで判りやすく表示するポイントライン表示機能や、ポタリングの時間にあわせた往復可能な範囲を地図上に円形グラフィックで表すタイムサークル表示機能など、安心してポタリングを楽しむ為の機能を搭載。
自転車に設置した付属センサーからの情報(ペダル回転数や速度)も、数値だけではなくエンタテインメント性の高いグラフィックで表示することができる。また、2年間無料の通信モジュールを内蔵しており、走っているルート軌跡やセンサーからの情報などを、リアルタイムにWeb上のマイページに自動送信するカンタンロガー機能のほか、Webサイト上で自分以外のユーザーの走行ルートを共有し活用することも可能だという。
メタボ解消、ストレス解消にも効果的なサイクリングは昭和40年男にもぜひおすすめしたいところ。先日紹介したパナソニックのナビもそうだが、今後はより楽しいポタリングのためのナビゲーションが増えるかもしれない。