BMWは、Z4に、新開発の新世代BMWツインパワーターボエンジンおよびセグメント初の8速スポーツオートマチックトランスミッションを採用した『Z4 sDrive20i』を、10月24日より販売開始した。
Z4は、伝統的なロードスターのプロポーションを現代風にアレンジしたオープン2シーターモデル。リトラクタブルハードトップを装備しており、オープンでもクローズドでも快適な走りを楽しめるのが特徴だ。今回発売された『Z4 sDrive20i』は、新世代エンジンとなる2リッター直列4気筒ツインパワーターボエンジンを搭載し、低燃費と低排出ガスを実現しているという。この新世代エンジンには、ツインスクロールターボチャージャー、高圧の燃料を燃焼室内に直接噴射するダイレクトインジェクション、吸排気のバルブタイミングを最適に調整するダブルVANOS、そして、インテークバルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニックを組み合わせている。これにより最高出力184ps/5,000rpm、最大トルク270Nm/1,250-4,500rpmを発生。低回転から広い回転域で最大トルクを発生させる事が可能となっている。また、クラス初採用となる8速スポーツオートマチックトランスミッションがさらなる燃料消費率の低減を実現している。
価格は『Z4 sDrive20i』が499万円、特別仕様車の『Z4 sDrive20i Cruising Edition』が519万円。