「東京麻布秘密基地」の舞台となっている麻布のオッサレーなレストラン「セレニータ」のオーナーシェフで、一コ上の平野さんよりステキなプレゼントをいただいた。ちなみに 本誌最新号(vol.62) では、巻頭特集の「マンガに出ていたあのメニューが食べたい!」のページで料理監修していただいた、グレートな料理人である。センスのよさは料理だけでなく、店のトイレにさりげなく飾られていた写真のコイツにもにじみ出る。
「悩んでも仕方ないから悩まない。」 シンプルな言葉ながら、深く納得させられて以来、ウジウジするたびにこの言葉を繰り返しつぶやくことにしている。今のような苦しい状況下でも、この言葉はいつも優しく包み込んでくれる。このつぶやきにもちょくちょく登場する言葉になっていて、サイトをいつもチェックしてくれている平野の兄貴は、夏休みを利用してわざわざ湘南まで出かけて同じポストカードを買ってきてくれた。「浅草秘密基地」で知り合って、秘密基地の支店を引き受けてくれ、料理監修まで務めてくれた上、このあたたかい励ましだ。涙チョチョ切れっす、兄貴!!
それにしてもこの作者はいったい? ネット社会ってやつは便利なものですぐに判明した。お魚イラスト工房「辻堂水族館」を名乗る横山さんという方で、こちらの記事を見たところ昭和43年男とのことだ。同世代だから、僕の本も読んでいただきたいなあなんて。近いいつか、この言葉をくださったお礼に出かけようと思う。そして、いただいたポストカードだ。「セレニータ」同様、フレームに入れてトイレに飾ろうかと思う。毎日眺めることで、ブツブツとつぶやくよりも効果大なことは間違いなしだ。
そしてさらに驚愕のご縁が発覚した。上記の記事を発信しているのが、「日本だじゃれ活用協会」という一般社団法人で、なんだか聞いたことがある。「???」と、サイトをスクロールしていくとそれが判明した。少しご無沙汰になってしまっている「広島秘密基地」の幹事の加藤さんが名を連ねているじゃないか。偶然で片付けられない、うれしい縁が繋がっていく。なんだか、ちょー気持ちいい (by 北島康介)。