遅れに遅れたが、14日のママインタビューですべての取材を終了した。
後は編集部に缶詰になり、ひたすら仕上げにかかる。
ここで重要なのは“粘り”だ。
ライターや編集部員からあがった原稿や
デザイナーからあがってきたレイアウトをチェックして
大小の直しを指示していく。
よりよい指示を出すために、日頃の素振りは欠かさないつもりではいる。
いい雑誌をつねに研究して、
雑誌に限らずいい表現全般にしがみついていくことなどだ。
多くの人間の熱を最大限引き出せるセンスと実力は
経験もさることながらこの素振りが非常に重要なのである。
あー、残酷。
“ダメダメジャン俺” と “しっかりしろ俺” と “さすがだぜ俺” が、
多重人格者となって自分にのしかかってくる。