『江口寿史 イラストレーション展 -彼女-』パイレーツもホームの千葉で1/15まで開催。『昭和45年女~』創刊号の表紙原画も展示!

おはこんばんちはです!
『昭和45年女・1970年女』がらみのお知らせなんですが、通常のニュース枠がまだないもので、いつもの「S40ニュース!」「S50ニュース!」ひっくるめての “昭和トリオニュース!” としてお送りしたいと思います。

『昭和40年男』本誌にも度々ご登場いただき、『昭和45年女・1970年女』の記念すべき創刊号では、“70年女” のアノ頃を思わせるイラストで表紙を飾ってくれた 江口寿史先生。
 
 
そんな、我らが “先ちゃん” こと江口先生が描いた、カワイイ女のコたちがいっぱいの展覧会が『江口寿史 イラストレーション展 -彼女-』。近年、全国を巡回して人気を博しており、現在は 千葉県立美術館で開催中です。
 
千葉といえば、熊本県水俣市で生まれた江口先生が、中学2年の終わりに父親の転勤で野田市に引っ越してきた… という第二 (?) の故郷。1977年 10月に『週刊 少年ジャンプ』でスタートした、お馴染みの連載デビュー作『すすめ!! パイレーツ』でも主人公たち「千葉パイレーツ」の面々が毎回大騒ぎを繰り広げていましたよね。

まさに “ホーム” たる千葉への凱旋的な展開となった今回の千葉県立美術館での開催。先週、2022年 10月29日 (土) からのオープニングで行われた江口先生のライブドローイングに続き、今後予定されているライブトークやライブスケッチもすでに予約満杯で応募終了という状況で、会場も連日大盛況のようです。
 
 
前出の『すすめ!! パイレーツ』をはじめ、『ストップ!! ひばりくん!』や『パパリンコ物語』など、度々白いワニに苦しめられながらも傑作を生み出してきた江口先生ですが、当時の作品やマンガ家としての活躍を知らない若い層、特に女子たちにもめちゃめちゃカワイイ女のコを描くイラストレーターとして認知されている模様。

筆者は今回の千葉展にはまだ行けていないのですが、青森での開催時に拝見しておりまして、会場の客層からも、若い女性ファンからの人気の高さをあらためて感じました。また、個人的にとても印象的だったのは、会場の随所に大きくプリントされた江口先生の数々の言葉の中に「女の子になりたい」という主旨のものがあったこと。
 

▲今回掲載の写真は、さっそく初日に行ってきたという『昭和45年女・1970年女』の 竹部編集長 提供

 
江口先生といえば、奥さんは「21世紀まで愛して」の元アイドル・水谷麻里さんですし、相当なモテ男で、とにかく女のコ大好き! なんだろうな~という印象も勝手に抱いていたのですが (スミマセン) 、好きは好きでも、そのベクトルは男の勝手な妄想としての “女好き” という感じではなくて、「なりたい!」というマインドから発せられているんだなぁ、ということに、何か非常に腑に落ちたというか、感動させられるものがありました。

だからこそ時代も世代も超えて、多くの女性ファンに支持されているのでしょうネ。
 
 
さて、そんなこんなで、Twitterなど見てみても “行ってきた” 報告がたくさん上がっている、千葉県立美術館での『彼女』展なんですが、巡回を重ねて展示作品の点数も増えているようで、今回はやっぱり千葉だけに『すすめ!! パイレーツ』の原画なども追加されているみたい?

さらに、ようやく今回の趣旨なんですが、冒頭でも触れた『昭和45年女・1970年女』創刊号の表紙イラスト原画や、カラーリング前の線画も展示されているのです! 
 

 
コレはありがたや~ ということで、創刊号をお持ちの方はゼヒ、千葉展の会場で原画のステキさを堪能してみてください。ちなみに、創刊号は会場の物販コーナーで販売もしていただいてます。江口先生のインタビューも掲載しておりますので、これまでご存じなかった方、お持ちでなかった方もこの機会にどうぞお買い求めください!

『昭和45年女・1970年女』vol.1 / p.004~「KING OF POPが語る ひばりくんと70年女 江口寿史」

 
っと、最後にやたらと本誌の宣伝くさくなってしまい恐縮ですが、何はともあれこの展覧会、江口先生の女のコたち尽くし、カワイイにあふれた空間で必見! 描かれたシチュエーションに想像をたくましくしたり、うっとりしたり、元気をもらえたり… と、きっと何かしら得るものがあるハズ。

江口先生ファンや70年女の方はもちろん、カワイイ女のコ好きならば (って、みんなやっぱり大好きですよね?) ゼヒ、会場まで足を運んでみてください!
 


千葉県立美術館 企画展
江口寿史 イラストレーション展  彼女
-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-

 
会場  : 千葉県立美術館 (千葉県千葉市 中央区 中央港 1-10-1)
      JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと」駅下車、徒歩 約10分 

会期  : 2022年 10月29日 (土) 〜 2023年 1月15日 (日)

開館時間: 9:00〜16:30  ※入場は16:00まで

休館日 : 月曜日 (月曜日が祝祭日の場合は開館し、翌日休館)
      年末年始 (12月28日〜1月4日)

入場料 : 企画展 入場券
      一般 500 (400) 円 高・大生 250 (200) 円 ※ ( ) 内は20名以上の団体料金
      中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料

※入場制限を行う場合あり。

※本展覧会の前売り券の発売はなし。当日現地にて、
 現金のみでの販売。クレジットカード や ICカードは利用不可。
 
  
公式Webページ:  
 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/contents/1657180201211/

 
(「昭和シリーズ」 “Web担当A” )
 


 
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