プラスチックのチュ−ブで組まれた骨格が、風をはらみ、砂浜を生き物のように歩き回る奇妙な光景… 映像などで目にしたことはないでしょうか? デルフト工科大学で物理を学んだオランダのアーティスト、テオ・ヤンセンが創り出したそれらの構造物は「ストランドビースト (砂浜の生命体)」と名付けられ、この “風を食べて生きる人工生命体” が集う「テオ・ヤンセン展」は世界中を熱狂させてきました。
これまでに「ふろく」となったビーストは3点。発売するや即完売となる人気で書店等での入手は困難でしたが、国内外で開催されたテオ・ヤンセン展では、マガジンが付かないキットのみの展示会バージョンが販売されてきました。今年も夏休みに兵庫県立美術館での展示会が予定されていましたが、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止に…。
そこで学研プラスでは、少しでも展示会の気分を味わってもらおうと、会場での販売を予定していたキット4点 (「ふろく」化されていない1点もプラス) のネット販売を決定。さらにこれまでの展示会の図録3種も加えた計7点を、学研モール「ショップ学研+」にて9月30日(水)までの期間限定で発売中です。
一見複雑そうに見えますが、キットは小学生でも簡単に組み立て可能で、展示会のワークショップも毎回、子供たちに大人気だとか。プラモで育った昭和40年男世代ならきっと余裕!なハズ。“おうち時間” のお供に組み立てて、風を受けて進む姿に、オリジナルのビーストたちが行き交う海岸の光景を重ねてみては?
●「テオ・ヤンセンのミニビースト」
●「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」
●「テオ・ヤンセン式 二足歩行ロボット」
●「テオ・ヤンセンのウミナミ」
1冊は、2018年にシンガポールで開催された「テオ・ヤンセン展」に向けて「大人の科学」編集部が制作した「英語版」です。オランダ在住のデザイナー自らが、ストランドビーストを制作する海岸に赴き撮影した写真をふんだんに使用した、美しいビジュアルが特徴的な一冊です。
「公式ガイドブック」は、2017年以降の展示会で販売してきたもので、ストランドビーストのことがよくわかるDVDが付属しています。氏の作品が「大人の科学マガジン」のキットになる過程を追ったドキュメンタリー映画『おとなのかがく』も全編収録。
もう1冊は、2019年札幌で開催された展示会以降で販売されている図録。テオ・ヤンセンの全作品を体系的に紹介した図録としては国内初。ボリュームも満点です。
テオ・ヤンセンはストランドビーストを、まさに生き物としてとらえています。生命の源となる1体からさまざまな生命が枝分かれし、現在も進化を続けている、という彼の頭の中にある生命の流れを表す最新の「系統樹」も掲載。それらに触れれば、ストランドビーストとテオ・ヤンセンの世界観に、さらなる好奇心を刺激されること請け合いです。
これらの書籍も今回の限定販売商品です!テオ・ヤンセン展図録
価格:3000円(税込)
テオ・ヤンセン公式ガイドブック英語版価格:3000円(税込)
テオ・ヤンセン公式ガイドブック価格:2800円(税込)
★「テオ・ヤンセン」特別限定販売の詳細は下記サイトへ。
学研モール「ショップ学研+」
https://gakken-mall.jp/ec/plus/sp/slist/theojansen202007その他関連リンク
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