富士電機は、高機能積算線量計『DOSE e(ドーズ・イー)』を10月初旬より発売する。
放射線検出感度を大幅に向上するシリコン半導体検出器の開発により、ハンディタイプとしては、初めて、積算放射線量(一定期間内の放射線の総量)と放射線量率(単位時間あたりの放射線量)が同時に測定できるようになっているのが大きな特徴。設定値を超えた場合にはアラームで知らせてくれる。
ディスプレには測定値が見やすい有機ELディスプレイを採用。また濡れた手で使うのはもちろん、雨天でも使用可能にするため、防水仕様となっている。長さ120mm、幅46mm、厚さ15mm、重さ約110gと小型・軽量の手のひらサイズでいつでもどこでも携帯可能。また、専用充電ホルダで充電可能となっている。
主な販売先を地方自治体、官庁、企業向けとしており、販売価格は8万円(税別)、目標販売台数は10万台。