’90年代、ネオ・ポップ期 (?) の日本のアートシーンに彗星のごとく現れた「明和電機」。土佐正道 (兄・社長、昭和40年男)、土佐信道 (弟・副社長) の兄弟による、中小電機メーカーを模した芸術ユニットとしてスタートし、魚をモチーフにした「製品」を用いた製品発表会(ライブ)で人気を博しました。
初期はソニー・ミュージック・エンタテインメントに所属し、’96年にはCDデビュー。デビューアルバム『提供 明和電機』に収録された「地球のプレゼント」は名曲でした。ポンチャックの李博士とのコラボユニット「アリラン明電」というのもありましたね~。
しかも、Apple Music や Spotify などのサブスク配信と同時に、明和電機ならではのユニークな寿司型電子ガジェット「SUSHI BEAT」としても発表となりました。いわく、“まさに「ビット(情報)」と「アトム(物質)」の2つのメディアでの同時発表” とのこと。いや~、なんとも粋でやんすねぇ~。
アクリル切り出しと光造形3Dプリンター出力による「JOU(上)」が1貫 4,000円(+税)、ヴィンテージのアクリルやロゴなどをネタに使用した「TOKUJOU(特上)」が1貫 5,000円(+税) とのこと。さらに、オリジナル「SUSHI BEAT」制作サービス も提供されるそうですよ。
一貫して魚をモチーフにしてきた明和電機が、満を持して放った寿司プロダクト… 果たしてお味やいかに? てなことで、ゼヒ堪能してみたいものです!
明和電機はニューシングル4年ぶりのニューシングル「SUSHI GO!」はサブスク配信と寿司型ガジェットの同時発売。「オタマトーン」などの数々のユニークな装置を制作し、国内外で発表している明和電機が4年ぶりにニューシングル「SUSHI GO!」を発表した。この曲はiTunesやSpotifyなどのサブスク配信と同時に、明和電機ならではのユニークな電子ガジェット「SUSHI BEAT」でも発表された。まさに「ビット(情報)」と「アトム(物質)」の2つのメディアでの同時発表となっている。
▼SUSHI BEAT 説明映像
▼SUSHI GO! ミュージックビデオ
▼SUSHI GO! スシオシくんver.
■SUSHI BEAT とは
SUSHI BEATは、寿司型電子ガジェットです。寿司をにぎるように本体を持ち、上部のスイッチを入れると、録音した音声がループで再生され、同時にLEDが光ります。四つのSUSHI BEATはそれぞれ音色がことなりますが、テンポと音程を合わせているので、適当に押すと、まるでDJのようにアンサンブルができます。また、さらに練習をすれば、明和電機のニューシングル「SUSHI GO!」を演奏することができます。このようにSUSHI BEATは、スイッチを入れて自由に音を出す「楽器」の特徴と、明和電機の新曲も聞くことができるという「音楽プレイヤー」の特徴を持っています。それについて明和電機は「楽器とレコードの中間を目指して作りました」と説明しています。
SUSHI BEATについての詳しい解説は、明和電機社長ブログに掲載中
>https://www.maywadenki.com/blog/2020/07/03/sushibeat/
■本体のしくみ
SHARI(シャリ)
電子基板のケースOTO(オト)
音が出る電子基板。LEDも点灯NETA(ネタ)
スイッチのカバー。いろんなデザインがある。
これらの音のループは、テンポと音程を合わせているので、同時に押すとアンサンブルができるようになっています。
■SUSHI BEATの3つのグレードNAMI(並)
紙パッケージ仕様。4つ並べて演奏しやすいビギナーモデル。
価格・・・4つセットで3800円(税抜)
価格・・・各5000円(税抜)
■オリジナル「SUSHI BEAT」制作サービス
明和電機は、オリジナルSUSHI BEATを作るサービスを立ち上げました。みなさんから音源データとパッケージデザインを送ってもらい、最低100個から受注生産。コンサートグッズや、会社のノベルティなど、いろいろなアイデアで制作することができます。オリジナル「SUSHI BEAT」制作サービスについての詳細は明和電機のホームページからご確認いただけます。
公式ページ > https://www.maywadenki.com/news/originalsushibeat/
■購入先
<楽曲配信>
iTunes / Spotify / Apple Music / Amazon Music など<電子ガジェット販売>
明和電機STORES > https://maywadenki.stores.jp
代官山蔦屋ネットショップ > https://store.shopping.yahoo.co.jp/d-tsutayabooks
Amazon > 近日中販売開始
明和電機秋葉原店 > 〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目10-11 東京ラジオデパート2階
■明和電機プロフィール
土佐信道による芸術ユニット。様々なナンセンスマシーンを開発し、ライブや展覧会など各内外で広く発表している。音符の形の電子楽器「オタマトーン」などの商品開発も行う。2018年にはデビュー25周年を迎えた。2019年3月には秋葉原「東京ラジオデパート」にて明和電機初の公式ショップ「明和電機秋葉原店」をオープンさせた。
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