パナソニックオートモーティブシステムズ社は、ポータブルナビゲーションの『ゴリラ』シリーズの新製品として、自転車使用にも対応したCN-MC01Lを11月中旬より発売すると発表した。
『ゴリラ』といえば、三洋電機の人気ポータブルナビゲーションブランドで、パナソニックとの合併に伴ってこの6月より、パナソニックブランドで販売されている。筆者もかなり古いモデルを使用しているが、コンパクトながらも必要最小限の情報をきちんと表示してくれるので、頼りになる存在だ。
本機は自動車での使用の他、自転車での使用も想定されているのが大きな特徴。バッテリーやGPSアンテナを内蔵しており、付属の自転車用のクレードルを取り付ければすぐに使用可能。屋外での使用を前提とした防滴仕様となっており、自転車での遠出をより快適にサポートしてくれる。また、サイクリングに便利なサイクルコンピュータ搭載しているので、速度、走行距離、走行時間、消費カロリーなど、サイクリングに便利な情報を表示することができるのもおもしろい。もちろん、取り外して徒歩での使用も可能で、“おでかけウォーク”と呼ばれる徒歩モードを使えば観光地などでクルマや自転車から降りて散策するときなどにも大いに活躍する。
画面は4.3V型のタッチパネル液晶。屋外でも見やすいハイコントラスト液晶を採用している。クルマ、自転車、徒歩と3つの用途に使える便利なナビゲーションシステム。自転車にも使えるということは、バイクなどにも応用できそうなので、さまざまな場面で活用できそうだ。価格はオープン、実勢価格は4万円前後と予想されている。