まずはお知らせから。月曜日のお楽しみ「浅草秘密基地」の開催はもう少し我慢する。でもね、舞台となっている「ショットバー FIGARO」は元気に営業中なんで、ぜひ自己責任でご来店いただきたい。イベント再開についてはここからアナウンスする。
さてさて、今日はちょっくら自慢させていただきたい。先日もネット内でこれまでにない動きを示した兄弟誌の『昭和50年男』と、過去の記事を再編集してまとめ込んだ『俺たちが惚れた昭和の男たち』が、今度はリアルの店舗でミラクルだ。うちの会社の街にあるシンボル、貿易センタービルに入っている文教堂さんの棚から最新号が全て消えた。「俺たちが愛した東京」で特集を組んだ『昭和40年男』の最新号まで引っ張られたのか、完売していた。こんなに見事な結果は経験したことがないぞ、パチパチ。
予兆はあった。総集編の活躍をウォッチしようと発売日の翌日の17日に出かけると、すでに『昭和50年男』が棚からなくなっていて『昭和40年男』も残り数冊になっていたのだ。そして総集編の減り方もよかった。ネット内の動きがいいという前述のつぶやきを書いた帰りに寄った時のことで、ニヤニヤしながら帰宅したのは言うまでもないだろう。そしてさらに、僕は月曜日に書店を覗くのをルーティンにしていて、先ほどこんなすげーことになっているのを見ることができたのだ。
唯一残っていたのが、4月16日発売の『昭和が描いた俺たちの未来』だ。僕にとっては12冊作ってきた総集編の中で最高傑作だと思っている。が、この表紙とコロナ恐怖が微妙にみなさんを遠ざけてしまったのだろうか。残念である。
ここで何度かつぶやいてきた、書店の棚にいつもウチの本が刺さっている状態を作りたかった。それによって知名度を上げていき、販売部数を伸ばすという作戦をこの2年間懸命になってやってきた。手前味噌な話、僕の旗振りにスタッフが応えてくれてのことであり、今回のような快挙に繋がっているのは心の底からうれしい。
現在ビジネスへの悪影響はもちろんあり、さらに今後暗い話が出てくることも予想される状況だ。が、世界中のほとんどのビジネスに悪影響が出ているのだから言いっこなしと、常々言い聞かせている。悩んでも仕方ないから悩まないとも呪文のように繰り返している昨今だ。そんな折に、こうしたまるでオアシスがあった。支持してくださった読者さんと売ってくださった書店さんに、深く感謝しながら後にした。あっ、ウチのサイトではまだまだ在庫があるからぜひご購入くだされーっ!!