兄弟誌がエヴァンゲリオンで勝負に出る!!

早いもので5冊目の勝負となる『昭和50年男』は、表紙にエヴァンゲリオンを起用した。僕世代だと観ていない方の方が多いかもしれない。大雑把に言うと『宇宙戦艦ヤマト』が99%で『機動戦士ガンダム』が50%、『新世紀エヴァンゲリオン』で15%てな感じだろうか。おそらく『昭和45年男』があればガンダムが直球ど真ん中ストレートであり、『昭和50年男』ではまさしくこの表紙がズドーンといくということだ。

 

創刊より僕はプロデュースに徹していて、最終的に誤字脱字を探したり、タイトル周りにいちゃもんをつけたり、表紙や特集冒頭となる扉ページを考えたりといった程度の関わりだったが、この号に至ってはほとんど作りに加わっていない。発行を重ねるたびに作業を少しずつ減らしていき、昭和50年周辺世代の編集者やデザイナーに託し、今回はほぼ誤字脱字探しのみにまでなった。表紙も昭和50年男デザイナーの主張通りのモノを採用し、僕の意見は却下された。これでいいのだ。

 

作りの現場はほぼ託したものの、会社の癖とでも言えばいいだろうか『昭和40年男』同様の詰め込み具合は健在である。ぎっしりとこれでもかと詰め込んであり、かなり暑苦しい1冊であることは変わらない。今回は若き(って言っても、一般的には十分におっさんだな)編集部員に「いい出来じゃん」と、思わず甘い言葉をかけてしまったほどだ。

 

『昭和40年男』との作りの大きな差異は、『夢、あふれていた俺たちの時代』に該当する第2特集がないことだ。その分のページを第1特集に突っ込んでいるから、毎度100ページ前後の大ヴォリュームでお届けしている。それぞれの世代にとって親しんだ雑誌の作りの違いが影響してのことだが、詳しくは企業秘密だな、ふっふっふ。木曜日の発売だから、職場の後輩たちにプレゼントしてはいかがだろう。vol1と2は売れ切れてしまったが、3号4号はまだ在庫があるから3冊セットでプレゼントしたらきっと喜ぶだろうなあ。おっさんの株があがること間違いなしだ。ぜひっ!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

2件のコメント

  1. 宇宙戦艦ヤマトはもちろん大好きですが
    ちなみに宇宙空母ブルーノア
    合体巨艦ヤマト、合体空母レッドホークヤマト
    タイガーシャークも好きでしたが
    なぜかガンダムにはスルー、
    エヴァンゲリオンはおそらく社内で1番詳しいです。コミック、ビデオ、DVD、関連本など、押さえました。
    また、エヴァには山口みかん、シモラク牛乳、獺祭など所々、山口県のエッセンスが入ってます。
    そんなところもはまった要因です。

    それと、昭和50年男も定期購入にして欲しいです。

    • DJ OGIさん、50年も購入していただいているのでしょうか。ガンダムスルーはなぜなんでしょうねえ? 僕もです(笑)。

コメントは受け付けていません。