誌面では前号と最新号で、そしてここでも何度かつぶやいている僕の家系図作りの企画が、個人的すぎて恐縮ながらすげーおもしろいことになっている。疎遠になっていたいとこと繋がったのを先日ここでつぶやいたが、今度は叔父から会社に手紙が届いた。きっと家系図についてだろうというのはすぐにわかり、ワクワクしながら封を開けるとぬぁんと、爺さんとの初対面だ。ずいぶん若いが正真正銘の爺さんで、親父に似ている気がする。この写真では確証できないが、僕が親父から受け継いだ出っ歯はどうやら爺さんから続いたんじゃないかな。上唇が出ている(笑)。
便箋6枚で綴られた手紙には叔父からの温かい言葉が並んでいて、いやあ泣ける泣ける。現在までに判明している家系図から、勉学好きの叔父らしい推理が多く記されていて素晴らしい。僕の事業へのアドバイスや社会の行くべき方向性などの指南にも触れており、血の繋がりのありがたさをあらためて噛み締めた手紙だった。
さらにびっくりしたのは、写真の軍隊手帳だ。叔父に言わせると唯一の形見で、「なぜか私が保管していましたが、やはり六代目当主が持っているのが妥当と思うのでお送りします」とあった。20歳から3年間の兵役を、この手帳を肩身離さず過ごしたのかと思うと、なんだか僕の手の中で生が感じられるような不思議な感覚を味わった。当時の軍隊の訓練を、爺さんは懸命に務めたのだろうな。想いが時空を超えていく。
調査を進めて分かったのは、今知り得る六代前までの間に二度の養子縁組みで北村家をつないできた。これに関しても叔父からは、「北村家を養子養子で継ぎ守ってきた祖霊から明ちゃん(僕のことね、明広)はすごい感謝されてますよ」とあり、このコラボ企画を快く引き受けてくださった家樹さんに改めて感謝だ。当初彼らとは、次号で祖先探しに決着をつけるはずだったが、憎っくきコロナの影響で少々延びてどうやら次号以降までかかりそうだ。が、これに関してはむしろ時間をかけたくなっている。こんな素敵な手紙をもらえたり、久しぶりにいとことコミュニケーションを取れたりしているのだから。
家系図は大切ですよね。
私も娘の中学校の宿題で家系図作成の話があり、実家の仏壇にある過去帳と祖母から小さい頃に聞いていた話を頼りに娘と作成しました。(^-^)/
友達はせいぜい3代まででしたが、ウチは江戸時代から7代書いていたので、先生からお褒めの言葉があり、なんと文化祭に貼り出されることになりました。
貼り出された隣をを見ると、明治時代の伯爵の家系だったり、大学の創始者の家系だったり、、、。
一般庶民の家系図は、エピソード付き(柿を食べ過ぎて幼くしてなくなったとか、(^-^)/)の祖母のエピソード付きなので、評判でした。少し恥ずかしかったです。笑
今回のうちの家系図も、文化祭に貼れそうな出来になってきました(笑)。ご先祖様と繋がりながら出てくる真実にぶったまげている日々です。